みなさん、こんにちは!
スタイリストの大山シュンです。
「ファッションに無頓着な夫を、おしゃれにするためにはどうすればいいのですか?」
ときどきこのようなご質問をいただくことがあります。う〜ん、これは難しい質問ですね。
実は奥さまからリクエストをいただき、旦那さんをコーディネートさせていただくことがあります。
僕が直接スタイリングをさせていただけるのであれば、「案外ファッションも楽しいかも!」と思ってもらうのはそんなに難しいことではありません。
でもこれが奥さまが自力で、旦那さんにおしゃれの楽しさを知ってもらうとするのはなかなか難しいものですよね。その難しさは僕もよく理解しています。
ファッション業界の母と土木系の父
僕の母はもともとファッション業界の人でした。そんな母の影響で僕もファッションに興味を持ったのかもしれません。
一方うちの父は土木系の仕事をしていたので、ファッションにまるで興味がありませんでした。
母もどうにか父のファッションを変えようとしたものの、本人にその気がないものを変えるというのは非常に難しく、結局ファッションに関心がないままでした。
そんなファッションにまるで関心のない父をユニクロへ連れ出し、僕も色々な服を着せてみたことがあります。この仕事を始めて2年目くらいの時ですかね。
僕も父がファッションにまるで興味がないことは知っていたので、めんどくさそうにするだろうなぁと思っていたのですが、まったくそんなことはありませんでした。
色々なものを着てもらって、さりげなく褒めてみたら、けっこう喜ぶんですよね。今まで見たことのない父の表情をたくさん見ることができました。
小言を言うよりも「褒めること」が大切
確かにファッションに興味がない人を動かすのは簡単ではないですが、「素敵になって嬉しくない人はひとりもいない」というのも確かです。
誰の心の中にも、格好よくなりたい。素敵になりたい。そういった気持ちはあります。どんなに興味が無さそうな素振りをしていたとしても。
「自分はファッションとは縁がない」と頭で思い込んでいるからこそファッションに無関心をよそおっているのだと思います。
やっぱり褒めることが大切だと思います。でも大げさなのはダメですよ。さりげなく褒めることが大切です。
「悪くないんじゃない?」とか「なかなか似合ってるよ」とか。
少しでも自信を高めるための言葉を投げかけることが大切なのだと思います。
決して「なんでそんなにダサいの」とか、「なんなのその服は!」なんて小言を言ってはダメです。余計ファッションが嫌いになってしまいます。
褒めて伸ばすが基本です
旦那さんを上手くコーディネートしている奥さまも世の中にはたくさんいます。
みなさんほめ上手だし、乗せ上手ですよね。褒められて嬉しくない人なんていませんから。
旦那さんのファッションに小言を言うばかりではなく、ほめてあげること。これが1つのポイントなのかなと思っています。
ぜひ旦那さんにもファッションの楽しさをお伝えしてみてください。
旦那さんのスタイリストは一番身近な奥さまなのだと思います。
夫婦一緒にファッションが楽しめるようになると、休日の外出が3倍楽しくなるはずですよ!
今日はいい天気ですね〜 お買い物日和です。みなさん素敵な1日をお過ごしください〜!!
スタイリスト大山シュン
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