みなさん、こんにちは!
ファッションスタイリストの大山シュンです。
僕はレザージャケットが好きです。なんだか男くさくて、無骨で、ロックな感じがして(笑) 僕とは縁遠いイメージのアイテムだからこそ、レザージャケットに惹かれるのかもしれません。
昔からレザージャケットは時々買っては手放し、また買ってみるの繰り返しで、常にクローゼットの中に1着はある状態です。これは去年中目黒のベンダーというお店で買った「nonnative」というブランドのレザージャケットです。
レザー特有の固さがないので、とても着やすいのが特徴です。レザーって、あまり風を通さないので真冬に着ていても結構温かいものです。確かにバイクに乗る人もよく着ていますよね。そういえば僕も昔、Kawasakiのエストレアというバイクに乗っていまして、中型トラックにはねられたのをきっかけにバイクを卒業しました(笑)
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う〜ん、懐かしい。上の写真のようなカスタムをしていました。今見てもワクワクします。またいつか乗りたい気もしますが、子供が大きくなるまでは我慢します。
レザージャケットというと、冒頭にもお伝えしたとおり「男くさい」「ロックっぽい」「バイカーっぽい」という印象がどうしてもつきまとうアイテムです。だからこそレザージャケットのコーディネートは、なるべくきれいめなアイテムを取り入れるのが鉄則です。
この日は柔らかな風合いの丸首ニットに、ビジネスライクな印象が漂うスラックスを合わせて、足元はシンプルな白スニーカーを履きました。Tシャツ+ジーンズを合わせてしまうと、いかにもロックミュージシャンぽくなるので、なるべく大人っぽく、こぎれいに見えるアイテムを組み合わせるのがポイントです。
僕のお客さまにもときどきレザージャケットを提案することがあります。みなさん「絶対似合うはずないですよ(笑)」と苦笑いするのですが、このようにコーディネートの理屈をお伝えしながら試着してもらうと、「なるほど〜、意外に似合わなくないですね」とちょっと感動してくれます。
僕としては別にレザージャケットを買ってもらいたいわけではなくて、どんなに縁がなさそうなアイテムでも、ちょっとした工夫次第で似合わせることができるということを体感してもらいたいんですね。少しでも新しい価値観を広げたいと思っているんです。
ファッションというのは、「こんなの着たことない!」というような新しい発見を少しずつ取り入れるところにおもしろさがあります。自分の価値観を広げていく作業こそが醍醐味なのだろうな〜と僕自身は感じています。
そういった意味で、自分とはまるで対極にあるようなレザージャケットを着回すということにはやっぱりおもしろみを感じてしまいます。ぜひみなさんも、ご自身にとっての「意外性」と向き合ってみてはいかがでしょうか?
コツは「おもしろがること」だと思います。意外性をおもしろがる。否定しちゃうと、もったいないですよ! それではみなさん、今日も素敵な一日をお過ごしください。
ファッションスタイリスト大山シュン
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