みなさん、こんにちは
スタイリストの大山シュンです。
ここ数日スタイリング三昧です。昨日は六本木で上場企業の経営者の方をスタイリングしました。今回で5回目ということで、大分ストライクゾーンが明確になってきました。僕はふだん銀座でスタイリングをすることが多く、六本木を使うのは年に5回くらいでしょうか。個人的なお買い物ではよく使う場所でもあります。
六本木というとギラギラしてそうな印象が強いですが、そんなことはありません。いや、あるかもしれないですね。でも選び方次第なんです。僕はギラギラとしたものが苦手なので、プレーンなものベーシックなものをその中からチョイスします。
エストネーション、バーニーズニューヨーク、ビームス、guji TOKYO、ring、ユナイテッドアローズなど、僕の好きなお店が並んでいます。この中の2つは僕がプライベートでよく使うお店が含まれています。
特にエストネーションは国内最大規模なので非常に重宝します。モードっぽい服から、イタリアのスーツ・ジャケットスタイルを得意とするブランドまで幅広く揃えています。店内にはおしゃれな人、ギラギラした人、とんでもなくきれいな人、芸能人など、本当に色々な人が溢れかえっていますので人間観察としても楽しい場所でもあります。ここにいると自分のキャラの薄さを実感します(笑)
昨日はエストネーションをメインにお買い物をしましたが、どこのお店も「今季らしさ」というのはある程度共通していますね。ここ数年、ビジネスウェアはどんどんカジュアル化してきていて、ストレッチが強く効いたセットアップスーツなんかがすごく増えていますね。
パンツのシルエットもタイト一辺倒だった時代を経て、適度なゆとりが出てきています。ワイドシルエットのものも増えましたが、やや難易度が高いです。
大人の男性におすすめなのは腰回りにタックが入りつつも、膝下からは通常通り細身に仕上がっているシルエットのボトムスです。ピタピタにはならずに、適度に細さもキープできますので、とても重宝します。この辺りはトレンドとも言えますし、今後広がりが出そうなものでもあります。
「ベーシックな服」が主流の昨今ですが、それでもゆるやかに流行は巡っていきます。かつて買ったベーシックな服がなんだか垢抜けない退屈な服に思えたら、それはもう旬な時期をとっくに過ぎたことの表れです。ベーシックなものでも小さなモデルチェンジが行われていますので、定期的に買い替えたいものですね。イメージは3年一区切りでしょうか。
自分にとっての定番を入れ替える。これは大切なテーマです。クローゼットの中もぐるぐると循環させてくださいね。きっと新鮮な気持ちにはるはずですよ!
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