みなさん、こんにちは!
スタイリストの大山シュンです。
今日は朝からTOKYO FMの「クロノス」に出演してきました。電話取材だったのですが、スタジオまで行かなくていいので便利ですね。朝からひと仕事終えて気分爽快です!
話は変わりまして、上の写真は僕が愛用しているメッシュベルトです。J&M davidsonというブランドのもので、メッシュベルトの中ではそれなりに有名なモデルです。買ったのは7年くらい前ですが、その時にもかなり価格は高かったんですね。今では更に価格が上がっていて、正直手が出せない価格帯になりました。
僕はカジュアルでも、スーツスタイルでも、このベルトをすることが多かったのですが、一昨年くらいから着用する機会が減り始め、去年からほとんど使わなくなってしまいました。それはなぜかというと・・・
「ベルトレス」という新たなトレンド・・・!?
そもそも、ボトムスというのはベルトがなくてもズレ落ちないジャストサイズを選ぶことが大切です。ですので、ベルトは実は合っても無くてもそこまで実用的には問題ありません。機能性よりもアクセサリー感覚で僕はこのベルトを使っていました。
ところがですね、ここ数年、ベルトをしない「ベルトレス」なスタイルが少しずつトレンドになってきました。ベルトが無くてもボトムスがズレ落ちてくることはないので、アクセサリーとしての役割を重視しなければ特に着用する必要性はなくなります。
ということでここ数年めっきりベルトの出番が少なくなりました。でも良いベルトなので売ったりせずにまたトレンドが巡ってくるのを待ちたいと思います。このベルトは定番商品として毎年販売されているものなので持っておこうと思っています。
流行も、自分も変わり続ける
僕の1冊目の著書である「できれば服に時間とお金を掛けたくない人のための一生使える服選びの法則」の中では、「ベルトはどんなときでも絶対にしましょう」ということを書かせていただきました。ところがあれから3年くらいが経ち、著者自身がベルトをしていないという矛盾。これは仕方ありません。時代は少しずつ移り変わり、その時の常識が古臭くなることはよくあることです。
ちなみに2018年現在でも、ベルトはできればした方がいいです。定番的な考え方としてベルトがあった方が収まりがいいです。でもあえてベルトをせずに、腰回りをすっきり見せたいというのも、無しではなくなりました。ファッションが好きな人、トレンドを意識したい人は「ベルト無し」でもいいと思います。
時代は変わるし、流行も変わる。そして自分自身も変わり続ける中で、「ずっと同じ」はなかなかリスキーかもしれません。少しずつ変化を取り入れていかないと、いつの間にか古臭くなってしまうということ。その一例がこの「ベルトレス」という流れなのかなと思っています。
そう考えると、本を書くのは難しいですね。できれば10年後に読んでもらっても古臭くならないものにしたいとは思っているのですが、7〜8割は使えても、残りの1〜2割は必ず古臭くなってしまいます。今年も新しい本を作っていますが、練りに練って、数年先を見越した内容に、それでもトライしていきたいと思っています。
今日は昨日と打って変わって、温かい1日になりそうですね。久々に夜は会食がありますので、どんなコーディネートで外出するか考え中です。みなさんも素敵な1日をお過ごしください!
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