みなさん、こんにちは!
ファッションスタイリストの大山シュンです。
昨日は50代の女性経営者の方のスタイリングでした。銀座のエストネーション、バーニーズニューヨーク、ジョン・スメドレーなど、様々なショップを回りながら、お似合いになるお洋服をご提案させていただきました。
国内から海外まで忙しく飛び回っている方で、人前に立つ機会も多いため、専属スタイリスト契約をさせていただいています。今回は2回目のスタイリングでした。僕が提案したお洋服をすぐにさらりと着こなしてしまう柔軟性のある方です。ご提案していてとても気持ちがいいですね!
「ファッションが苦手」という人の中には、実は2つのタイプがあると思っています。苦手だから変化するのが怖いというタイプと、苦手だけど変化を楽しみたいというタイプです。昨日のお客さまは典型的な後者のタイプの方でした。このような方はどんどんファッションが上達していきます。
ファッションって、センスも大切な要素ですが、僕は心理面の影響がとても大きいなぁと思うんですね。僕がどんなに似合うと思っても、ご自身が「似合わない」と思ってしまったら、ファッションが変わることはありません。一方で、ご本人が「おもしろい!」「素敵!」と思ったら、その瞬間からすぐにファッションは変わります。
「変化を楽しむ」というスタンスを持たないと、ファッションは意外と変わらないものだと思います。そういった意味で、おしゃれな人は変化に対して柔軟だという共通項があると思います。
僕も以前はたくさんのこだわりがあって、「これは自分に似合う」「これは嫌い」といった好き嫌いが多かったものです。でも年々、そのこだわりが柔らかく変化してきたように思います。自分の変化を楽しむことだけを意識するようにしています。そして面白がるようにしています。
「もう若くないからファッションなんて変わらない」というのは大きな勘違いです。大切なのは年齢ではなく、「変化を楽しめるかどうか」の1点だと思っています。若くても変化をするのが苦手な人もいますし、歳を重ねてもどんどん変化を楽しむ人もいます。僕はいつまで経っても後者でありたいなと思っています。
試着をした服が「似合わない」と思ったらチャンスです。自分が似合うと思う服だけを着ていたら、いつになっても同じような格好から抜け出せません。「初めて着たけどおもしろいかも!」と考えてみることが僕はとても大切だと思っています。
お客さまのスタイリングを終えたあと、僕は個人的なお買い物へ出かけました。僕自身、未だにファッションでたくさんのチャレンジをしています。「これ、悪くないかも!」と思う瞬間が一番ファッションが楽しいと思う瞬間です。
ぜひみなさんも、「ファッションの許容範囲」を広げながら、新しい自分を楽しんでみてくださいね! それでは今日も素敵な1日をお過ごしください。
ファッションスタイリスト大山シュン
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