みなさん、こんにちは!
ファッションスタイリストの大山シュンです。
今日のお題。「歳を重ねると、似合う服が限られてくる」というちょっとシビアなお話です。
休日の街を眺めていると、学生時代とほとんど変わらないような格好をしている方をたくさん見掛けます。男性だけに限らず、女性も、です。
残念ですが、若い頃には似合っていた服も、歳を重ねるごとに少しずつ似合わなくなっていきます。
若さがある分、なんとかごまかすことができた服も、歳を重ねて、体系が変わり、肌ツヤも変われば、まったく似合わなくなってしまうこともあるのですね。
悲しいですが、若いころと比べると、着れる服の選択肢は着実に減ってくるのかなと思います。
よくうちの母が、「歳を取ったら明るい色を着なくちゃいけない」と言っているのですが、その意味が僕にもよく分かるようになってきました。
若い頃と同じような物を選んでも、歳を重ねていますから、服と自分との間にギャップが生まれてしまうんですね。
肌がくすんでいる分、明るめの色を足してあげることで、より元気に、活発に見せるべきだというのも、一理あると思います。
極端な話、若い頃よりもファッションに気を使わなければ、素敵に見せることはできなくなるのではないかなと僕は思っています。
でも現実は逆方向。若いころよりもファッションへの関心は薄れ、どんどん古臭く、くたびれたファッションになっていくんですよね。
これって、他人ごとではありません。学生の頃から買い物するお店があまり変わっていないという方は特に注意が必要なのかなと思います。
歳を取ったら、やっぱりそれなりに質の良い服を着たほうがいいと思います。
バーゲンセールで安い服を大量に買い込んでいる場合じゃないです。それよりも、今のご自身にあった質の良い服を、コツコツと集め始めることの方が大切だと思っています。
例えば3000円のユニクロのニットから、8000円のユニクロのカシミアニットに変えてみるとか。
ユニクロのニットからジョンスメドレーのニット、もしくはクルチアーニのニットに変えてみるとか。
「名品」と呼ばれるアイテムを丁寧に揃えていくことがあなた自身を若々しく、センス良く見せてくれるのではないかなと思っています。
量は必要ありません。これまでよりも質の高いアイテムを根気強く集めていく。そういうファッションとの関わり方に切り替える時期なのかもしれませんね!
理想は5年毎に自分のファッションを見直し、クローゼットの中を一新すること。
やっぱりファッションにもリセットが必要ですね!ぜひ大人のあなたにぴったりのファッションを模索してみてください。
ファッションスタイリスト大山シュン
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