みなさん、こんにちは!ファッションスタイリストの大山シュンです。
毎日、様々なお客さまにお会いします。その中で、1つの共通項を見出すことができるようになりました。
「あまり試着をしない」このようなお客さまは本当に多いのです。確かに、店員さんの絶妙な接客は、断りづらさを感じさせてしまうものなのかもしれません。
どこかの段階で、試着についてあまり良い印象を持てなくなってしまったという方も案外少なくありません。
それを十分承知の上で、「試着はやっぱり必要です」改めてお伝えしたいと思っています。
いいんです。最初から買わないつもりで試着をしても。僕は全然OKだと思います。試着をして、買わなかった時の店員さんの態度が悪かったら、そのお店にはもう足を運ばなくてもいいと僕は思っています。
本当に良いお店というのは、試着の後、購入しなかった時の態度で見極めがつきます。
例えば、伊勢丹メンズ館は本当に気持ちの良い接客をしてくれます。ですので、買わないつもりで試着に臨む位が実は理想的だと思っています。
ではどんな衣服を積極的に試着すべきか。それはもちろん「今まであまり着たことのない衣服」です。
いつもとあまり変わらないテイストの衣服であれば、試着をしなくても、ある程度は想像がつきます。
でも、普段あまり着ることのない衣服はまるで想像がつきませんし、そういう衣服に限って食わず嫌いをしてしまっている可能性があるんですね。
そのような衣服を積極的に試着をしてみる。そして面白がってみる。そういうスタンスでぜひ試着をしてみてもらいたいと思います。
「営業マンは断ることを覚えなさい」という本がありますが、これはお客さんの立場である私たちにも共通して言えることだと思います。
試着をした後「ちょっとイメージと違いました」や「うーん、ちょっと考えます」や「今回は見送ります」など自分なりの断りの言葉を予め想定しながら試着をするのも良いと思うんです。
最初から買うつもりは特にないので、普段は選ばないような物を試してみることが出来るはずです。
すると、意外にも自分にしっくりと来る衣服が見つかってしまうこともあるんですね。その感覚がとても大切だと思っています。
歳を重ねれば重ねる程、自分の価値観は凝り固まって、冒険をしなくなります。
ファッションが曲がり角を迎える理由はその辺りに原因があると思っています。
あまり着たことのないような物を面白がりながら試着をすることで、いくつになってもファッションを楽しむことができると思います。
試着は奥が深いんです。僕は週に10着は試着しているんじゃないかなと思います(笑)
新しい価値観が開けた時こそ本当のファッションの楽しさを実感できるはずだと思います。
皆さんもぜひ、様々なファッションの経験を試着から積み重ねて頂ければと思っています。
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