みなさん、こんにちは！
サッカー歴5年、バスケ歴4年、陸上歴3年のメンズファッション研究家大山シュンです。

みなさんはどんなスポーツや習い事をしていましたか？　僕は3つのスポーツを経て、「チームプレーの方が楽しいけど、個人種目の方が性に合っている」ということに気づきました。

おかげで今もフリーランスという個人種目に没頭しています（笑）　が、そろそろチームプレーに移っていく時期かな〜と思っています。

さて今日も皆さんのファッションの悩みをズバッと解決！？　できるといいな〜と思いつつ、何か1つでもヒントになるような言葉が贈れたらと思っています。

それでは早速いただいたご質問に行ってみましょうー！

質問内容

こんにちは！わたしはO脚なのでズボン選びに苦労しています。

今はくるぶし丈くらいの短めのテーパードパンツが一番O脚が目立たないかなと思っていますが、本当はもう少し丈の長いフルレングスのズボンが好みです。でもクッションができるとO脚が強調されてしまってなかなかどうしたものか……

大山さんのアドバイスをいただければ幸いです。

メンズファッション研究家大山シュンからの回答

僕も冒頭にお話した通り、学生時代はスポーツに没頭していたせいか、バリバリのO脚なんですよね。スポーツとO脚に関連性があるのかどうかはよく分かりませんが。僕のO脚だという事実には変わりはありません（笑）

人の悩みやコンプレックスって不思議なもので、「O脚だ」という事実は僕も質問者さんも同じなんですよね。程度の差はあるにしても。僕も結構なO脚でしたよ、さっき鏡で見たら。そして、そう言われると妙に気になるものなんだな〜って改めて実感します。

コンプレックスは本人が自覚した時点でコンプレックスに「なる」んです。同じO脚でも何も悩んでいない人もたくさんいるということ、まずはここは理解しておくと、ちょっとだけ心がラクになるのかなと思うんですね。

そして、これも大切なのですが、街を歩いていて、「あのひと、ものすごいO脚だな〜」って感じたこと、ありますか？　僕は30数年生きてきて1度もありません。

でもご質問者さんの場合は違うと思うんですよね。ご自身が悩んでいるから、街で歩いていても、O脚の人に自然と目が行くんです。でもO脚に悩みを抱えていない人は、ほとんど他人のO脚になんて気づきません。

僕の場合、身長が平均よりも大分低いんですけど、それと同じです。他人はこちらの身長について、特に注意深く見ていない。この事実に気づいたところから、大分コンプレックスは軽減されていきました。

まず、こういう身体的なコンプレックスは「他人はそんなに気にしていないから、実は重大な問題じゃないんだな」としっかり自分を納得させることから始めた方がいいと僕は思っているんですね。

もちろん、ファッションでの対応策はあるので、これからお話しますが、肝心のコンプレックスから逃げ続けると、結局はファッションによる見せ方の工夫も「付け焼き刃」になってしまうからです。

大丈夫です。そんなにO脚、見られていません。

僕もたくさんコンプレックスありましたけど、今では何がコンプレックスだったのかさえも忘れてしまっています（笑）　それは自分に自信が持てているからでもあるんですよね。

おしゃれを磨くことで、少しでも自分に自信が持てるようになれば、きっとコンプレックスは更に薄まっていくのかなと思います。

O脚が目立たなくなるボトムスは何ですか？

じゃ、どのような着こなしのポイントがあるのかというと・・・

O脚の場合、できれば足を真っ直ぐに見せたいですよね。そのために僕が効果的だな〜と思うアイテムが「スラックス」です。いわゆるスーツのパンツのように、センタープレスが入っているボトムスですね。

このセンタープレスがあるだけで、大分足がまっすぐに見えるようになります。一方でスキニージーンズなどの脚にピタッとしたシルエットのものは、そのまま脚の形が見えてしまうので、きっとO脚が更に気になるのかなと思います。

ちなみにスラックスというのは、適度な太さがあります。脚にそんなに密着しすぎず、ストーンと下に落ちるんですね。だから脚の形がある程度は隠せてしまうんですね。更にセンタープレスが効いている。だからO脚が気になる方にはとても効果的なボトムスだと思います。

気づけば、僕はスラックスが昔から大好きで、よく履いています。今、この記事を書いているこの瞬間もスラックスなんですよね（笑）　だからこそO脚が気になりづらかったのかもしれませんね。これは僕にとってもアハ体験です。

スラックスをカジュアルに落とし込む方法

で、スラックスっていうと、どうしてもビジネスで履く印象がありますが、これをカジュアルに履くということも可能です。おしゃれな人はスラックスを私服に落とし込むのが上手なんですね。

上の写真で僕が履いているのは「デニムスラックス」といって、素材はデニムなんだけど、作りはスラックスのようになっているんです。センタープレスも効いていますし、ピタピタにタイトじゃないけど、ちゃんとテーパードも効いているので多少は脚長効果もあります。

O脚が気になるなら、ジーンズじゃなくて、デニムスラックスという選択肢は大いにありです。ユニクロでも1年前くらいに見つけましたから、割と色々なお店でも見つけやすくなったかなと思います。ZOZOで検索してみるのもいいですかね。


https://fashion-basics.com/wp-content/uploads/2016/01/tasclapimage_2158_2_1.jpg

そして上の写真のように、グレーのスラックスみたいなものもOKです。ただビジネスで履くようなものよりも、丈の長さを少し短めに調整すると、一気に私服に溶け込みやすくなります。

今の時期だと、くるぶしが少し見えて、靴下の柄が少しのぞくくらいの長さがいいですね。このボトムスの長さ次第でスラックスが一気に似合いやすくなります。

僕も気づけば、スラックスばっかり履いていて、黒、ネイビーのストライプ、グレーの3本をよく履いています。Tシャツにも合いますし、丸首のニットにも合う。ちょっとカジュアルなものと合わせるくらいでちょうどいいですね。

ということで、スラックスを使いこなせるように、徹底的に情報を集めてみてはいかがでしょうか。

情報収集のコツはとにかく「スラックス　カジュアル　コーデ」といった検索ワードでひたすら画像を見る。そして共通項を見つけ出す。これが一番です。

そして試着＆購入。実際に履いてみる。目を慣れさせる。このルーティーンで確実にご自身のファッションの守備範囲が広がるはずです。ぜひ試してみてください！

まとめ

いかがでしたでしょうか？　O脚でお悩みの方も多いはずですので、みなさんの参考になったとしたら嬉しい限りです。

ポイントは2つ。他人はあなたのO脚にほとんど気づいていないことを理解すること。そして脚のラインを拾わない、スラックス（もしくはワイドパンツも◯）をカジュアルで履けるようになること。

これさえ押さえておけば、自然とO脚のコンプレックスは気にならなくなるかもしれませんね。

ぜひこれからも日々のファッションをお楽しみください！

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