みなさん、こんにちは
メンズファッション研究家の大山シュンです。
みなさん、見ましたか? 昨日のM-1。
僕ももちろん見ましたよ。毎年の風物詩的な存在ですよね。僕は録画をして、リアルタイムから2時間ほど後から追いかけるようにして見ました。
この方法、めちゃくちゃおすすめですよ! CMとか飛ばしたいところはガンガン早送りできますので時短になります。ノンストレス。
気を付けなきゃいけないのが、見ている途中でYahooニュースとか見ないことですね。リアルタイムの方が早く終るから、「優勝は◯◯!」と出てしまう・・・ これを見てしまった時のショックったらありませんからね・・・過去、7〜8回はやってます。
今年は行けると思っていた大好きな和牛が優勝できずにショック・・・寝付けませんでした。こういうショーレースには人間ドラマがあっていいんですよね。
涙腺の弱い僕なんかは涙ながしながら見るわけすよ。ジャルジャル頑張ってほしいな〜、ラストイヤーなんだな〜、もうね、あそこまで本気で仕事に打ち込んでいる人たちのドキュメンタリーとして見ると、つまらないわけがない。素晴らしいものを見せてもらいました。
雑談からZOZOの話へ行ってみましょ
ということで、本日の雑談はここまで。ポッドキャストにしても、ブログにしても、雑談って楽しいですね。もう雑談をメインに替えたいくらいなもんなのですが・・・
最近はポッドキャストの冒頭の雑談用にメモ帳をつけてますからね(笑) 何かをアウトプットし続けると、ふだんの生活から注意深くネタを探すので、けっこう楽しいもんですね。
冒頭の写真、これはZOZOのTシャツです。今年さんざん話題になりましたね。前澤社長は今年すごかった。プライベートもビジネスも話題をかっさらいましたね。
ZOZOのプライベートブランドはカジュアル衣料が「自分サイズ」で作れるという夢のサービス。僕のような体型にクセのあるような人間にはとても嬉しいサービスです。
【参照】https://goo.gl/nKw5r2
zozosuitと呼ばれるモジモジくんを彷彿とさせる全身タイツを着用して、自分の体型を数値化。そのデータを元に商品を注文すると、あなたぴったりのサイズが届きますよ〜という素晴らしいサービスなわけです。
ただ、これがまた賛否両論がありまして。当然ですよね、今までになかったサービスですから。実際に出してみて、そこからブラッシュアップの連続で良いモノになっていけばいいんですから。その途上はムラがあって当然です。
まだブラッシュアップの段階でこぞって買う僕は人柱的な存在でもあるんですが、それでも触れていたい。応援の意味も込めて、実際に着用して、良いものは良い。改良した方がいいところは、しっかりと伝えたいなと思っています。
今回、Tシャツをオーダーするのは2回目なんですね。1回目はというと、確かに悪くはなかった。でも僕のように商売としてファッションをテーマとしている人間からすると、やっぱりサイズ感にもこだわりがあるんですよね。
ZOZOがはじき出す「あなたぴったりサイズ」と、僕の好きなサイズ感がマッチしない。世の8割の男性にとっては「おっ、いい感じじゃん」と思ってもらえたとしても、ここからは好みの領域なので、なかなか満足度を最大値まで引き上げるのは大変ですよね。
だから僕は半ば諦めていました。「悪くないけど、まあまあ」だなと。
ただ、前回はZOZOが叩き出す「おすすめ数値」に頼ったまま注文をしたので、今回はちょっとカスタマイズをしました。着丈の長さ、袖の長さ、身幅のフィット感など。
前回作ったTシャツを参考にしながら、自分の好きな寸法へと数値を変えてみたんですね。すると・・・ これがまた大正解。非常に満足度の高いTシャツに仕上がりました。出来上がりはこんな感じです。
「・・・これ、ふつうのTシャツじゃないの?」って思いましたよね、今。そうなんですよ、超ふつうです。ポケットがついている、なんでもないふつうのTシャツです。だからこそサイズ感がとても大切なんですね。
僕はこれ、この時期には着こなしの土台として、インナーとして活用します。つまり見える部分は首周りくらいでしょうか。ちなみに僕はロンTが嫌いです。袖がもたつくから。年中インナーは半袖Tシャツです。
インナーとして使うとなると、あんまりサイズ感はだぶだぶしていない方がいい。程よくフィットしていて、上に重ねるものの邪魔をしないサイズ感がいいなと思っています。着丈の長さもまさにそうです。
僕の場合、既成のTシャツはどうしても裾が長すぎて、ちゃんと高いものを買ったときにはわざわざ着丈の長さをお直ししてもらっているくらいです。それがジャストな着丈で仕上がってくる。これは満足度が高いですね。
僕にとってこのTシャツはユニフォームになりそうです。もうこの数値で数枚は同じものを作って、「よろしくスティーブ・ジョブズ」的な感覚で白ポケTを使い倒したいと思っています。部屋着としても最高ですね。これで1500円くらいは安い。
文章
で、今回学んだことは、ZOZOのオリジナルに関しては「一発で完璧なものができると思わないこと」が大切なんだということです。
先程もお伝えした通り、まだまだ改良の途上でもあるし、自分の好みってものもあるわけで。初めての注文では、ZOZOの基準値を確認する。そして好みに応じて、2回目は少し寸法を変えてみるのがいいんだなとつくづく思いました。
先日作ったZOZOのデニムもサイズ感が僕としてはイマイチなんですね。ウエストがゆるい。フィット感が中途半端。もうちょい細くてもいい。これもまた、数値をいじってもう1回作ってみようかなと思っています。
一度サイズ感の仕上がりに満足がいけば、そこからは「ユニフォーム化」できると思うんですよね。何も考えないでリピートができる。そういうベーシックで使いやすいアイテムが揃っているのがZOZOの強みでもあるなと感じています。
なんにせよ、新しい試みをする会社を否定したり、あーでもない、こーでもないって言うのは、僕個人としてはあんまり好きじゃありません。こういったものが浸透するには時間が掛るし、その間の世間の目って、それなりに厳しいですよね。
iPhoneだってさんざん文句言っている人がいましたからね。僕は3Gから使っているんですが、今ではiPhoneなんてもう「ふつう」ですよね、スマホを使うこと自体もふつうです。
LINEだってそう。メールよりメジャーになるわけないじゃんって、さんざん言われながらも、もうひっくり返しちゃいましたからね。こういうイノベーションはどんどん生まれてくる世の中です。
ファッションにおいてもそう。数年後にこれが当たり前の世の中が来るかもしれない。個人に合わせたサイズ選びがしやすくなる時代に確実に向かっているのだろうなと思います。
否定せずに体験してみる。体験したあと「あれは全然だめ」と決めつけるんじゃなくて、その後の進化もたまには覗いてみる。こういうスタンスは大切なんだろうな〜と思ってやまない今日このごろです。
買い物は楽しいですね。僕は今日も朝からインターネットでポチポチやっています(笑) 色々なファッションの流れを実際に体験しつつ、みなさんに分かりやすい形でお届けするのは僕にとっては楽しみ以外の何物でもありません。
「日本のおじさんを素敵にする」 日本全国おじさんファッション改造計画。これが僕の仕事のテーマなんですね。さあ今日もおじさんを格好よくしてきます!
みなさんも素敵な1日をお過ごしくださいね。
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