みなさん、こんにちは！
メンズファッション研究家の大山シュンです。

■身長が低い（164センチ）
■おでこが広い
■トークに自信がない
■声が好きじゃない

これ、僕のいわゆる「コンプレックス」というものです。

ただ、どれもが今では「解決済み」です。コンプレックスって、人にさらけ出せるようになった時点で、8割は解決しているんじゃないかなと僕は思うんです。

本当にしんどい時には、「コンプレックスは◯◯です」なんて言えたもんじゃないですよね。できれば隠しておきたい。人になんて知られたくない。だからわざわざ多くの人の目に触れるブログで公表するなんて、できっこないんです。

だから、僕のこれらのコンプレックスはすべて過去形です。「元々はコンプレックスだった」と表現するのが正しいのかなと思います。

コンプレックスのない人間なんていない

誰にだってコンプレックスの1つや2つは必ずあります。人から憧れを持たれる芸能人やモデルにだって、かならずコンプレックスの1つくらいはあるんですよね。

たとえば僕だったら「身長が低い」ということ。これって、コンプレックスの代表的な例の1つです。でも身長が低くても、それをコンプレックスに感じる人もいれば、別にあまり気にならないという人もいます。

コンプレックスを決めるのは、「自分」なんですよね。自分さえ別に気にならなければ、僕のように「低身長」でも、それがコンプレックスにはならないんですよね。

ただ、僕だって相当悩みましたよ、身長が伸びないことには。14歳〜22歳くらいまではマジで悩みました。そして身長を伸ばすためにあらゆる投資をしましたね。

「身長が伸びるヨガ」とか、雑誌の後半に載っている「身長が伸びるマシーン」みたいな怪しげなものはすべて購入（笑）　ありとあらゆることを試しました。タバコだって、身長のことを考えて一度も吸わずにきました。ところが中2以来、僕の身長は止まりっぱなしです・・・　微動だにしない！！

でもね、僕はとことん身長を伸ばすための努力をしました。でも伸びなかった。このように「やれることはやったという、”やりきった感”」はけっこう大切。これがあると、良くも悪くも、すっと肩の力が抜けるんです。まーもうしょうがないよね、と諦められる。

ここから先は、この身長が小さい自分とどう付き合っていくのかを考えればいい。そういう発想になるんですよ。

なんで身長が低いのが嫌なのか？

で、そもそも僕が身長が低いのが嫌な理由を掘り下げると、「身長が高い方が格好いい」とか、「身長が高い方がモテるんじゃないか」という、思春期ならではのしょうもない理由ばかりなんですね。

そして、もっと深い部分にあるのが、「自信の低下」なんです。身長が低いことで、僕は自信を失いました。でもこの失った自信を何かで埋め合わせれば、僕は身長なんて大して気にならないんじゃないかと考えたわけです。

そこで僕が使ったのは「おしゃれになる」という方法だったんですよね。身長に対するコンプレックスがなかったら、120％ファッションになんて興味を持つことはなかったと自負しております。自負する必要はないですけど（笑）

残念ながら僕には「センス」がなかった・・・

んで、残念なお知らせがあり、僕には元々センスというものがなかった。まったくなかった。でも僕の周りにはホント、ハッとするほどおしゃれな友人がいたんです。

そこで僕はまたコンプレックスを抱えます。おしゃれってなんでこんなに難しいんだろう。どうして彼らのようにおしゃれになれないんだろう。こういったコンプレックスがあったからこそ、僕はファッションに没頭しましたよ。

トライ＆エラーを繰り返し、おしゃれのことばかり考え続けました。僕がそこそこ最初からセンスが良かったら、ここまでファッションには没入しなかったわけですね。つまりはコンプレックスが僕を成長させてくれたわけです。

そして僕は今でもコンプレックスを抱えています。僕よりもおしゃれな人は世の中にたくさんいる。ショップの店員さん、スタイリストさん、街ですれ違うまったく知らない他人のおしゃれさん。

そんなおしゃれな人たちに、今でも嫉妬している。コンプレックスを感じているわけです。「ちくしょー、悔しいな」と。そう感じながら、彼らに憧れ、そういう存在がいてくれることが嬉しくもある。このような気持ちがあるから、僕はずっとファッションに興味が持ち続けられるし、成長ができるわけです。

おしゃれが苦手だった自分を救う方法

僕はおしゃれが苦手な人の気持ちがよく分かります。元々センスないですから。だから僕はこうしてブログを書いたり、本を書いたり、オンラインスクールをやったり、おしゃれの方法を伝えていくことにこだわっているんだと思います。逆襲ですよ、これは。

かつての自分、ダサかった自分を救いたい。こうやっておしゃれを楽しめばいいんだよ、と教えてあげたい。そういうモチベーションが強いんですね。

あれ、何の話でしたっけ？　そうそうコンプレックスの話でした。

「コンプレックス」を卒業する瞬間？

ファッションにのめり込み、僕はそのうち周りから褒められることが増えました。この時点で僕のコンプレックスだった「身長が低い」というテーマは徐々に薄らいできました。今はもうほとんどコンプレックスは感じないです。

もう、僕はそこそこ自分の見た目に自信が持てるようになった。その時点でもうコンプレックス終了です。

おでこが広い。でも思い切って見せちゃえ。隠さなくてOKじゃん。コンプレックス終了です。

トークが下手。自分のラジオ番組を作って、ヘタなトークをさらしながら練習しちゃえ。1年続けてたまに褒めてもらえるようになった→コンプレックス終了です。

コンプレックスから逃げたらダメ。逃げると追いかけてくるから。

逃げずに向き合う。そしてコンプレックスとの向き合い方を見つける。そして自信が持てるようになればコンプレックスはいつの間にかいなくなる。これが僕なりのコンプレックスのやっつけ方です。

そしてコンプレックスを悪者にしないこと。ありがたい存在だと思うこと。コンプレックスほど、強いモチベーションを与えてくれるものはないですから。

身長が小さくなれば、僕は今のライフスタイルを送ることは絶対になかった。

メンズファッションの専門家として、僕と同じように自信が持てない人たちに「ファッションという武器を配るという生き方」がとても気に入っています。

身長小さくってほんと良かった。感謝しかない。ラッキーだった！

コンプレックスを逆手に取って、成長しまくる理論。ぜひみなさんも試してみてください！

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