みなさん、こんにちは
スタイリストの大山シュンです。

今日も温かい陽気ですね！ 僕はデニム地のテーラードジャケットに白の丸首ニットのコーディネートで仕事をしています。本日は雑誌の取材＆お客さんのプロフィール写真撮影に立ち会うという2本立てになっています。相変わらずバタバタと走り回っています・・・（苦笑）

昨日もスタイリングのお仕事だったのですが、これから心理カウンセラーとして独立をされる方をコーディネートさせていただきました。カウンセラー業界も群雄割拠ですので、その中でいかに「選んでもらう存在」になるのかは大切なのかなと思います。

今回ベンチマークとしているのが人気カウンセラーの心屋仁之助さん。幅広くご活躍されていますよね。僕も一度お会いしたことがあるのですが、とても素敵な方でした。心屋さんのスタイリングを分析すると、意図しているのかどうかは分かりませんが、「ちょうどいい自然体のファッション」なんですよね。

以下、心屋さんのホームページの写真です。色々と参考になります、ビジネスモデルとかも素晴らしいな〜と。


【参照】http://www.kokoro-ya.jp/

　ネイビージャケットに白シャツという定番的な着こなしなのですが、ジャケットはシャツ地のような、かなりカジュアル感のあるものを選んでいます。エンジニアドガーメンツっぽくも感じられますが・・・どうなんでしょうか。白シャツも定番的なアイテムですが、織柄が入っているので雰囲気は固くなりすぎません。第二ボタンまで空けているので尚更カジュアル感が漂います。とても自然体で素敵ですね。

僕がスタイリングを担当する時には、まずはこのように「○○さんっぽい感じ」という指標を決めることが多いです。その上で、色々と試着を繰り返してもらい、ご本人の雰囲気に合うものに近づけていく感じです。今回のスタイリングは心屋さんとはまた違った方向に落ち着いたのですが、ネイビージャケットに肩肘張らないシャツという大枠は同じです。

一見ふつうっぽく見えるけど、心屋さんのファッションは絶妙だと思います。あんまりやりすぎると近寄りにくい雰囲気になるし、かといってベーシック過ぎると本人らしさが出ない。このバランスが絶妙だな〜と思います。



これから独立する。既に独立して数年、そろそろ自分の見た目にもある程度気を配りたい。このように思っている方は結構多いのだな〜と改めて感じます。そんな時、自分はどんなスタイルを目指しているのか、具体的な人物を挙げてみるといいですね。

たとえば、佐藤可士和さんみたいな感じとか、今回のように心屋仁之助さんみたいな感じとか。あとはGMOの熊谷さんのような雰囲気とか。あとおぎやはぎの矢作さんもいいですね。

この目指す先が明確だとやるべきことも絞られてきます。僕にも参考にしている人はたくさんいます。例えばビームスの西口さん、高田さん、そしてスタイリストの櫻井さん、元メンクラ編集長の戸賀さんとか、ミーハーなので、素敵だな〜と思える男性像をストックしています。これ、けっこうおすすめですよ。

お客さんがヘアカットしている最中にこのブログを書いています。そろそろ仕上がりそうなので、今日はこの辺りで！　　みなさんも素敵な1日をお過ごしください。

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