男性と女性、もちろん人にもよりますが、ファッションに対する考え方は根本から大きく異なります。
男性は「気に入ったものをとことん着倒す」という傾向が強いです。自分の持っている服の中でも、「好きな服ランキング」みたいなものが存在して、気に入ったらもうそればっかりを着てしまう人が多いですよね。一方で女性は好きな服にもいくつかのバリエーションがあって、色々なファッションを楽しみたいという人が多いです。
僕自身もそれは同じで、気に入った物はとことん着るわけですね。最近では気に入ったら2枚買う、なんていう以前では考えられなかったような買い物の仕方をするようになりました。
それこそ20代の頃は女性のように、色々なファッションを楽しみたいと思っていましたが、最近ではどんどんファッションにこだわり過ぎるのがめんどくさくなり、気に入った格好ばかりをすることが増えてきました。それなりに歳を取ったのだと思います(笑)
そして最近ではたくさんの服を所有すること自体にストレスを感じるようになりました。クローゼットを開けて、そこに服がパンパンに詰まっていると、それだけでもうゲンナリするというか、服を選ぶのがめんどくさくなってしまうんですね。そのように感じたら一気に断捨離します。どうせ気に入ったものばかりを着るんですから、なるべく服の量は少なくしたいと思っています。
たくさんの服を管理できるほどのキャパはないはずです
僕は服の量はあまり持たなくなりました。アウターだったら仕事用で2着。私服用で2着もあれば十分。ジャケットも季節ごとに2着あればいい。ボトムスも全部で4本くらいしか持っていません。「よく着る服」しか持ちたくないんです。それ以外はどんどん手放しています。そうすると、服選びのストレスは結構減るものだな〜と思っています。
決めた服の数以上は増やさない。どうせ管理できないんですから。そんなに無数のコーディネートを楽しみたいという欲求は、そもそも男性には強くないはずです。服の専門家ですらこれくらいしか持たいないのですから、ファッションマニアじゃない限りは、そんなに服を持つ必要はないと思います。
学生時代から所有している服なんて1着もありません。それどころか5年以上前の服もほとんどありません。ジャケットは2着と決めたら、定期的に入れ替えをしながら、今の時代に合ったものを持つようにしているんですね。そうすると新鮮な気持ちでファッションに向き合えますから。
量は必要ありません。その代わり定期的に循環させることを大切にしているわけですね。これは結構有効だと思いますので、ぜひみなさんも試してみてください。
大前提として、男性はファッションのバリエーションを楽しみたいというよりも、決め打ちのファッションをとことん味わい尽くしたいという傾向の方が強いということを理解しておくと良いでしょう。だからこそ、クローゼットの中に揃えておくお気に入りの服は「安さ」で選ぶのではなく、「とことん満足できるもの」という基準で選ぶことが大切なのだと思います。バーゲンやアウトレットで買ってる場合じゃありません。真剣勝負なんです。
ぜひみなさんも少数精鋭のクローゼットを創り上げて、ファッションをもっと効率的に楽しんでみてください!
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