みなさん、こんにちは!
ファッションスタイリストの大山シュンです。
今日の読売新聞の夕刊に取材していただいた記事を大きく取り上げていただきました。新聞1ページの半分ですので、けっこうインパクトがあります! 田舎の祖父が喜びます(笑) いつも読売新聞さんには取材していただいてお世話になっています。ありがたい限りです。
今回は「スラックス」というアイテムを私服として取り入れる方法についてお話させていただきました。ご覧の通り、スタイルにまったく自信がない僕がモデルも担当しています。身長164㎝のモデル体験はなんだか嬉しいような、恥ずかしいような心境です(笑)
僕はふだんからスラックスを愛用しています。今日もスラックスを履いて仕事に出かけました。年間を通してスラックスの着用率はものすごく高いです。3種類くらいのスラックスを日によって履き替えています。中でもグレーのスラックスとデニムのスラックスはヘビーローテーションしています。
本来スラックスというのはビジネスシーンで活用する機会の多いボトムスです。センタープレスが効いていて、上品に見えるスラックスを僕は10年以上前から私服として用いることが多かったです。ここ数年、トレンドと言われていますが、僕にとってはいつも通りの感じで私服にも取り入れています。
メンズファッションにおいて重要なのは、「カジュアル」と「きれいめ」のバランスです。カジュアルすぎると幼く見えますし、きれいめすぎるとキザに見えてしまいます。これらを上手くミックスして、ちょうどいい位置を目指すのがメンズファッションにはとても大切だと僕は考えています。
ボトムスというと、ブルージーンズやチノパンなどのカジュアルなものが多いのですが、その中でももっともきれいめに振れるのがスラックスというアイテムです。だからこそ、カジュアルなアイテムとミックスしながらスラックスを楽しむのが僕はすごく好きです。
たとえばこんな感じ。ダウンベストとタートルネックというカジュアルな着こなしに、スラックスを合わせることでカジュアルときれいめのバランスを取るように意識しました。スラックスは裾部分がリブになっていて、少しスポーティーな印象になるようにバランスを取っています。
レザージャケットのような「男くさい」アイテムも、スラックスのきれいさとミックスすると、こぎれいにまとまります。レザーの下には襟のないバンドカラーシャツ、そしてグレーの薄手のニットを重ね着しています。レザーの男臭さを中和するために、きれいめに見えるものを多めに取り入れているわけです。
そして最後はチェスターコートとグレースラックスの合わせです。ネイビー×グレーは王道の色合わせであり、非常に相性が良いです。ジャケパンスタイルの基本的な配色でもありますね。こういったシンプルな着こなしができると、ちょっとしたお食事に行く歳にも重宝します。
といった具合に、1本のスラックスがあれば、私服のバリエーションは大きく広がります。そしてそれらのコーディネートは理屈である程度説明が可能です。「センスがないとおしゃれはできない」というのは誤解であって、ちょっとしたコツを押さえれば、誰でも再現可能です。
新聞ではもう少し詳しく解説してありますので、良かったら読んで見てください。今月は他にも様々なメディアに登場予定ですので、またご報告させていただきますね!
ファッションスタイリスト大山シュン
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