みなさん、こんにちは!
ファッションスタイリストの大山シュンです。
最近、雑誌や新聞、企業のホームページなどでファッションコーディネートをさせていただく機会が増えてきました。2月は読売新聞さん、ファッション誌のメンズジョーカーさん、その他、様々な媒体でお手伝いさせていただいた企画がリリースされます。
僕はこのようなコーディネート企画は、今までほとんど「スタイリスト私物」という、強硬手段で乗り越えてきました。最近ではさすがに手持ちの衣服だけでは足りないことも多くなってきました。
ということで、この頃はアパレルメーカーさんからお洋服を借りることも少しずつ増えてきました。これを「リース」と呼ぶのですが、こういう仕事をしていると、「なんだかスタイリストみたいな仕事しているなぁ」とふと実感することがあります。この仕事を初めて今年で8年。ようやくスタイリストっぽくなってきました(笑)
大学2年生の頃、僕はファッション雑誌が大好きで、毎月隅々までファッション誌を読み漁っていました。今もそれは変わりませんが(笑) その当時、憧れていた職業がまさにスタイリスト。雑誌に出てくるカリスマ的なスタイリストさんに憧れました。
祐真朋樹さん、野口強さん、熊谷隆志さん、伊賀大介さん・・・挙げたらキリがないです。僕は芸能人の方よりも、こういうトップスタイリストの方を街で偶然見かけた時の方が断然テンションが上がります。スタイリストはまさに憧れの職業でした。
大学2年生の頃、僕は大学を辞めて、ファッション専門学校に通って、スタイリストさんに弟子入りして、スタイリストとして活躍したい!なんてことを頭の中で妄想していました。でもなかなか踏み切れないチキンな性格。結局、「とりあえずもう少し保留にしておこう」と、なんとなくその夢を諦めました。
僕はファッションが大好きだったので、【自分のおしゃれさ具合】というのがある程度は俯瞰して見えました。自分はそこそこおしゃれだけど、雑誌で活躍するようなスタイリストになれる程の器じゃないなということをどこかで実感したのだと思います。だから悔しくはあるけど、その夢には割とすんなり諦めが付きました。
それからしばらくして、大学4年の頃、おしゃれな苦手な従兄弟の買い物に付き合って、全身をコーディネートしました。それが僕にはとても楽しかったんですね。自分には飛び抜けたファッションセンスはないけれど、おしゃれの方法を分かりやすく伝えるのは割と得意だなと。その時に実感しました。
あれから数年が経ち、僕は一般個人の方に向けたスタイリストとして活動をしています。年々活動の幅が広がって、本を書いてみたり、ヒゲ剃りの広告に出たり、テレビに出たり、雑誌に載ったり、どんどん自分が何者なのか分からなくなってきました(笑)
そして最近は、僕がかつて憧れていた「スタイリスト」というお仕事に、ちょっとは近いようなことができるようになってきました。これは思ってもみなかった展開です。それをどこか他人事のように、淡々と楽しんでいる自分がいます。
仕事や能力には向き、不向きがあって、上手いことそれが噛み合えば、結構道は開けるものだなと思っています。僕はアルバイトを含めると、これまでに20種類くらいの仕事を経験しましたが、その中で向いているなぁと思ったのは1つだけ。勉強が大嫌いな子どもたちに、勉強を教える家庭教師の仕事だけでした。
今の仕事も近いところがあります。ファッションが苦手で、ファッションが好きじゃない人たちに、「ファッションの楽しさとおしゃれになる方法」をお伝えしています。これは教育にも近いものがあって、共通項もとても多いです。
ファッションと教育。この2つの掛け算を自分なりにとことん突き詰めていきたいと思っています。
追伸:僕が去年から力を入れているオンラインファッションスクール。今日新しく書いた記事を無料で公開していますので、良かったら参考にしてみてください。いつもこんな感じでおすすめの商品をピンポイントでご紹介しています。goo.gl/TtxI7d
ファッションスタイリスト大山シュン
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