みなさん、こんにちは!
ファッションスタイリストの大山シュンです。
流石に朝と夜は冷え込みますね。僕もコートを羽織って出掛けています。今年は自分のブランドでサンプル用に作ったステンカラーコートをヘビロテしています。秋口にはステンカラーコート、冬にはチェスターコート、寒くて仕方がない時にはダウンジャケット。このように気温に応じてアウターを使いわけると、季節の移り変わりを楽しめるような気がします。
この1週間は取材や撮影が多く、「なんのために人はファッションを磨くべきなのか?」ということを何度となく考える機会がありました。
ファッションという「外側」と、性格だったり人柄のような「内側」、人間には2つの側面があるように思います。よく外見と内面にギャップがある人っていますよね。見た目は怖そうなのに、内面はやさしかったり。そしてその逆もあるわけです。そのギャップが大きな魅力の1つだったりもするわけですよね。
でも僕がスタイリストという仕事をしていると、あまり好ましくないギャップを持っている人が多いことに気づきます。たとえば、人柄も優しくて素敵な人なのに、ファッションという外側が野暮ったいがために、なんとなく周囲からの評価が低い人。本当に多いです。
こういうギャップは僕はできる限り解消した方がいいと思っています。見た目の野暮ったさだったり、もっと分かりやすくいうとダサさは、想像以上に相手に影響を与えているものです。
僕は婚活系の仕事をすることも多く、婚活でどんな服を着ていけばいいのかをアドバイスすることもあります。着るもの1つで本当に印象は大きく変わるものです。何よりも大切な内面よりも、外側の情報というのは一瞬で飛び込んでくるものです。残念ながら、そういった情報に僕たちは大きく左右されてしまう。だから見た目だけで損切りされてしまう人は本当に多いのですよね。これはあまりにもったいないことだと感じています。
僕は多くの人にファッションを磨いてもらいたいと思う理由はここにあります。見た目なんかで損切りされないためにファッションを磨く必要があるのだと考えています。
婚活の場面だけではなく、仕事でも同じです。まったく同じ話をしていても、野暮ったいファッションをしているのと、清潔感があって品のある装いをしている人とでは、まったく話の信頼感が変わってしまいます。これはビジネスにおける大きな差になってしまいます。だから優れたビジネスマンは必然と見た目にも気を配るのだと思います。
見た目と中身のギャップが大きな致命傷にならないように、やっぱりそこそこ外見を磨いた方がいいです。もうこれは義務的にやってもいいくらいだと思っています。
実際、僕のお客さんだったり、本の読者さんは、ファッションにものすごい興味があるわけではないんですよね。むしろ苦手だし、あまり関心を持たないで過ごしてきた方が圧倒的に多いです。でも実際にファッションを変えてみるとまずは自分自身、気分がいいものです。その上に周囲からの扱いも大きく変わり始めます。
義務的に取り組んだはずのファッションが、いつの間にか楽しみに変わるようになります。自分に自信が持てるようになり、気づけば内面までも変わり始めます。良い流れに乗っているな〜というのを感じることがよくあります。
ファッションを「個人の趣味」と捉えるのか。それとも自分という人間を正確に伝えるための「ツール」と捉えるか。この違いはけっこう大きいような気がします。
みなさんにとって、ファッションとはなんですか? ファッションで損してませんか? 上手くファッションを使って、もっと仕事や恋愛を楽しんでもらえたらなと考えています。
ファッションを本気で磨くためのきっかけはこの本にまとまっています。本を集中して読んで、実践すればファッションの悩みはきっと解決できるはずです。
なるべく早くファッションの問題には決着を付けて、もっと日々の生活を楽しんでもらえたら嬉しいなと思っています。それではみなさん、今日も素敵な1日をお過ごしください!
ファッションスタイリスト大山シュン
スタイリスト大山シュンのコンテンツ一覧
▼ メンズファッションの基本が学べるYoutubeチャンネル(祝・9.5万人突破!) http://ur0.link/t4Vg ▼無料版では見れない、スタイリストの本音満載!? 会員制YouTubeチャンネル https://ux.nu/6SewD ▼ ブログ、引っ越しました! https://note.mu/shunoyama ▼ LINEでお得な情報をお届けします!


最新記事 by 大山 旬 (全て見る)
- ブログを引越しします! - 2017-03-06
- センスは環境で伸ばせるものなのか? - 2017-02-24
- 「見慣れない自分」を楽しめるのか? - 2017-02-22