みなさん、こんにちは!
ファッションスタイリストの大山シュンです。
クールビズやウォームビズの影響で、スーツスタイルは年々カジュアル化が進んでいます。確かに夏場に上下スーツを着てネクタイを締めるというのは、見ている方まで暑苦しく感じるくらい、季節と逆行しているように思います。クールビズ、大いに賛成です!
その一方で、本来のスーツスタイルの形からどんどんズレが生じて、カジュアルになり過ぎているなぁと思う人も増えてきました。本来スーツスタイルというのは、スーツ・シャツ・ネクタイ、この3つが揃って初めてバランスが整うものだと僕自身は考えているので、ネクタイがないだけでもバランスを取るのは難しいものだと感じています。
クールビズやウォームビズだからといって、いつものスーツスタイルにネクタイを取っただけ、というような格好は見ていて頼りない印象を受けます。クールビズを取り入れるのであれば、それ専用にアイテムを揃えるべきですし、スーツを着るなら、やっぱりネクタイがあった方が断然素敵に見えます。
スーツスタイルでおしゃれに見せたい。もしくは信頼感を高めたいと思うのであれば、今はあえてネクタイを締めた方がいい時代なのかもしれません。あえて時代と逆行するように、カチッとしたスーツスタイルにまとめた方が断然素敵に見えるように思います。
改めて考えると、ネクタイって奥が深くて楽しいです。ネクタイの値段は本当にピンキリで、1000円で買えるものもあれば、3万円を越えるものもあります。ブランドネームが付いているものもあれば、老舗のネクタイブランドなんかもあります。どれを選ぶかでその人のセンスが垣間見れます。
僕はシンプルなネクタイにしっかりとディンプルを入れて結ぶだけでも、十分素敵に見えるんじゃないかと思っています。上の写真のように。中途半端に緩めたり、第一ボタンを開けたりせずに、潔くまとめるスーツスタイルは男性を素敵に見せてくれるはずです。
僕は会社員時代に持っていたたくさんのネクタイを独立を機にほとんど処分しました。本当に気に入っている3本だけを残して。今でもネクタイの数は5本以内に収めるようにしています。どんなにたくさん所有していても、気持ちが上がるネクタイなんて5本以内に必ず収まるからです。それ以外は持っていてもきっとほとんど使いません。
スーツスタイルの中心に位置するネクタイ。最近では省かれる機会も増えましたが、そんな今だからこそネクタイをファッションの一部と捉えて、丁寧に選ぶことが大切なのかなと思っています。
ネクタイ幅は8㎝。無地のネイビーやグレーなんかも素敵ですよね。ちょっと背伸びをして6000円以上の物を買い揃えても良いかと思います。有楽町阪急の地下フロアだったり、僕がお気に入りのタイステーションには素敵なネクタイが揃っています。
ぜひ惰性でネクタイをするのではなく、ファッションを楽しむための1つのツールとしてネクタイを有効に使ってみてください!
ファッションスタイリスト大山シュン
追伸:10月21日に発売になる僕の本、アマゾンで予約できるようです。「旦那さんのファッションをどうにかしたい!」という奥さまにもお薦めの一冊に仕上っています。良かったらぜひ!
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