みなさん、こんにちは!
ファッションスタイリストの大山シュンです。
今日は少し肌寒さを感じるくらいの天気ですね。このような気候になると、クローゼットを開いて「今年の秋冬はどんな服を着よう?」と考えたくなります。このような時間は個人的にはとても好きです。
およそ1年前に買い揃えた秋冬の洋服も、時間が経つと大分冷静に見れるようになります。やっぱり買い物をするときには多少の興奮状態にありますので、冷静に見れない部分もありますよね。それは僕も同じで、毎年たくさんの失敗を繰り返しています(笑)
1年が経つと、「これはいらなかったなぁ」とか、「なんで買ったんだろうな」とか、買い揃えた服が冷静に見れるようになります。衣替えのタイミングで、僕は今年は着ないだろうなと思われる服をどんどん手放します。できれば秋冬服のスタートの段階では、なるべく服は少ない方が理想的です。シンプルに考えやすいですし、空いたスペースに新しい服を買い足せるからです。
僕は仕事柄(性格柄?)服をよく買います。おそらく一般の方の数倍は服を買っていると思います。ですので、さぞかしたくさんの服を所有しているだろうと思われるのですが、実際はまったく真逆です。本当に少ない服の数だけしか所有していません。着なくなった服はとことん手放しているので、手持ちの服の量は常に一定です。
僕はクローゼットの中がパンパンという状態がすごく苦手です。毎朝のコーディネートを考えるのも面倒になりますし、気持ち的にも余裕が持てないからです。たくさんの服を持つことには何の意味もありません。そしてたくさんの服を持っていることがおしゃれだというのは誤解なのかもしれないと思っています。
自分なりの譲れない軸があって、少ない服を小さな工夫で着回すことの方が僕はおしゃれだと思ってしまいます。だから僕のクローゼットはいつだってシンプル。シンプルなクローゼットの中身がいつもぐるぐると循環しているようなイメージです。
僕は仕事柄、いろいろなお客さまのクローゼットの中を拝見します。ほぼ100%、僕よりもたくさんの服を所有しています。でもそのほとんどは着ない服です。5年以上前に買った服も大量にストックしている人が多いです。たくさん服があるからといっておしゃれになれるのかというと、かえって悩みを抱えてしまうケースの方が圧倒的に多いです。
おしゃれになるためには、新しい服を買うことよりも、まずは徹底して所有する服の数を減らすことが近道だと思います。「着ていて気持ちが上がる服」だけがクローゼットに並んでいるのが理想的です。もしもそんな服が1着もないのであれば、一度思い切ってクローゼットの中をリセットして、少しずつワクワクするような服を買い揃えていくことが大切です。
衣替えの季節こそチャンスです。どんどん手放して、気持ちの上がる服を買い揃えるチャンスですね。僕もフリマアプリ「メルカリ」を使って、どんどん服を手放しています。この軍資金で、新しい服を買うのがとても楽しみです(笑)
みなさんも次の休日にはクローゼットの中を徹底的に断捨離してみてください。シンプルこそがおしゃれの近道です。
ファッションスタイリスト大山シュン
スタイリスト大山シュンのコンテンツ一覧
▼ メンズファッションの基本が学べるYoutubeチャンネル(祝・9.5万人突破!) http://ur0.link/t4Vg ▼無料版では見れない、スタイリストの本音満載!? 会員制YouTubeチャンネル https://ux.nu/6SewD ▼ ブログ、引っ越しました! https://note.mu/shunoyama ▼ LINEでお得な情報をお届けします!


最新記事 by 大山 旬 (全て見る)
- ブログを引越しします! - 2017-03-06
- センスは環境で伸ばせるものなのか? - 2017-02-24
- 「見慣れない自分」を楽しめるのか? - 2017-02-22