みなさん、こんにちは!
ファッションスタイリストの大山 旬です。
一生物だと思って買ったのに、とっくに使わなくなってしまったカバンがあります。一生物だと思って買ったのに、存在すら忘れていた靴があります。
振り返ってみると、一生物だと思って買ったもので、10年以上使っているものはほとんどありません。一番長く使っているものでもせいぜい6年選手のベルトくらいでしょうか。J&M Davidsonのベルトは確かに気に入ってずっと使っています。が、一生物かというと、きっとそこまではもたないと思います。
ファッションにおいて、一生物なんてほとんど存在しないのだと思います。私たちは日々歳を重ねるものですので、その時々の気分も変わりますし、今の歳だからこそ似合うものもあります。10年前の物がいつまでも似合うなんてことはあまり期待しない方がいいのだなぁと感じています。
確かに時計だったり、靴だったり、バッグは一生物と呼ばれるような物が存在します。僕も上の写真の時計は、一生物だと思って買いました。でも正直わかりません。その時々のゆるやかな流行の変化があるので、一生現役で使うかどうかは分かりません。きっとそんなに気張ることはないのかもしれませんね。
みなさんのクローゼットの中にも、奮発して買った服が必ずあるかと思います。奮発してオーダーして作ったスーツ、ブランド物のネクタイ、高かったコートなど、5年以上前に買った服は意外とたくさんあるものです。だってなかなか捨てられませんからね・・・(汗)
でもそれらの服が活躍することは今後ぜったいにありません。流行は繰り返す、なんてよく言いますが、次の流行の時にはシルエットやサイズ感が変わっていますので、昔に買った一張羅が活躍することなんてまずありません。
特に高い服ほど時代の影響を受けやすいものです。デザインが特徴的であることが多いので、とっても古臭く感じてしまうものなのです。心苦しいのは分かりますが、やっぱり思い切って手放した方がいいですね。つらいけど、なんとしてでも手放すべきです。
今の時代には、そんなに一生物の服なんていうものは期待せずに、「ちょっと背伸びして買う」くらいがちょうどいいのかなと思います。頑張って一生物を買うのであれば、その間に何回か買い換えて、今の空気感に合ったものを選び直した方が遥かに素敵に見えるはずです。
僕が考える服の消費期限はせいぜい3年くらいかなと思います。どんなに長くても5年でしょうか。5年も経てば確実に古くさい雰囲気を帯び始めます。買い換えた方が早いです。
ということは、5年スパンで自身のファッションを見直すことがとても大切なのだと僕は思います。5年経てば、ご自身の雰囲気も立ち位置もきっと変わっているはずですから。改めてファッションについて考えてみることが大切なのだと思います。
時代も変わります。自分も変わります。それなのにファッションだけが変わらなければ、古臭く見えるのは当然です。時代に合わせて、ゆるやかにファッションも変化を取り入れられるのがいいですね。
今日はせっかくの休日ですので、ぜひ日頃のファッションを見なおしてみてください。一生物、一張羅、奮発して買った服。これらを手放して、クローゼットにスペースを開けてみてください。そして今のご自身に合った服を買い揃える。それがファッションを変えるための近道だと僕は思っています。それではまた!
ファッションスタイリスト大山 旬
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