みなさん、こんにちは!
ファッションスタイリストの大山シュンです。
ところでみなさんは、「よく服を買うお店」は決まっていますか?
ユニクロで服を買う人もいれば、百貨店で服を買う人もいます。中には通販やアウトレットで服を買う人もいるかもしれませんね。
僕も「よく服を買うお店」はある程度決まっています。そしてそれらのお店は数年ごとに大きく入れ替わりながら今日に至っています。
僕がファッションに興味を持ち始めたのは中学2年生の頃。当時は古着屋さんで服を買っていました。
ベースとなるファッションはアメカジで、ヴィンテージデニムを履いたり、レッドウィングのブーツを履いたり、お年玉は全てファッションに費やしていました。
高校生になると、今度はマルイにハマります。コムサデモードやメンズビギ、ポール・スミスなんかでよく服を買っていました。
埼玉から自転車に乗って新宿のマルイまでよく通っていました。お正月に福袋を買うために徹夜で並んだり、ファッションへの情熱が有り余っていました。
余談ですが、福袋は買うまでがワクワクのピークです。中身にはいつもガッカリさせられました(笑)
大学生になると、今度は「裏原系ブランド」と呼ばれたナンバーナインやリボルバー、またSOEの服をよく着ていました。今の自分とは違って、個性的な服が好きでした。
大学生後半は更にエスカレートして、クリスチャンディオールのメンズライン「Dior homme」にまで手を出し始めると、いくらあってもお金が足りませんでした。バイト代をすべてファッションに費やしていました。
社会人になると、またファッションの傾向が変わります。エディフィスやトゥモローランドで買い物をする機会が増えました。シンプルなセレクトショップのオリジナルを用いるようになりました。
そして独立して仕事を初めてからは、バーニーズやエストネーションなどのセレクトショップも選択肢に加わりました。
今では雑食ですが、数年に一度はファッションの傾向を大きく変え続けています。
今の自分に似合う服はなんだろう?
年齢によって、「今の自分に似合う服」というのは確実に変わるものだと思います。
今になって古着を着ようとしても、きっと似合わないと思います。若いからこそ古着の雰囲気がよくマッチしたのですが、歳を重ねると古着が「ただの着古した服」という印象を与えてしまいます。清潔感がなくなってしまうのですね。
また今からマルイの服を着るのも無理があります。10代・20代向けのデザインが多いので、僕たちの年齢で着るとちょっと華美すぎるし、【若作り感】が出てしまいます。
もちろん人それぞれファッションの好き嫌いはあると思います。シンプルな服が好きな人もいれば、どこか変わった要素のある服じゃないと満足できない人もいますよね。
自分の好きな服と今の自分に似合う服はやっぱり違いまね。その辺りをよく考えながら買い物をするお店を選ばないと、バランスの悪いファッションが仕上がってしまいます。
数年ごとに自分のファッションを刷新しよう
10代・20代の頃と買い物をするお店が変わらないというのは、確実に危険信号だと思います。今の自分に似合うものを、常にアンテナを立てて見ておくことが大切です。
いつまでも昔の服が似合うと考えるのは幻想です。僕たちも確実に歳を重ねていますから、若い頃に着ていた服が似合わなく感じるのは当然のことです。
クローゼットの奥に眠っている10年前の服なんかは、もうとっくに消費期限が過ぎています。
そういった服を大切にとっておくのはNGです。着ることはほとんどないですし、着た瞬間「ものすごい野暮ったさ」が出てしまいます。
数年ごとに自分のファッションを振り返り、リセットするということをぜひ心がけてみてくださいね!
それではみなさん、今日も素敵な1日をお過ごしください!
スタイリスト大山シュン
=======
■メンズファッションを学ぶ決定版「最強の服選び」(大和書房)
■スタイリストが作る大人の男の定番服「SO wear」はこちら
スタイリスト大山シュンのコンテンツ一覧
▼ メンズファッションの基本が学べるYoutubeチャンネル(祝・9.5万人突破!) http://ur0.link/t4Vg ▼無料版では見れない、スタイリストの本音満載!? 会員制YouTubeチャンネル https://ux.nu/6SewD ▼ ブログ、引っ越しました! https://note.mu/shunoyama ▼ LINEでお得な情報をお届けします!


最新記事 by 大山 旬 (全て見る)
- ブログを引越しします! - 2017-03-06
- センスは環境で伸ばせるものなのか? - 2017-02-24
- 「見慣れない自分」を楽しめるのか? - 2017-02-22