みなさん、こんにちは!
ファッションスタイリストの大山シュンです。
最近、僕は「センス」という言葉をよく使うようにしています。
なぜなら、うちのお客さまの話を伺うと、「お洒落になりたい!」という人よりも、「センス良くなりたい!」という人の方が圧倒的に多いからです。
「お洒落」という言葉には、どこか不自然に盛っている感じがするのかもしれません。
だから「お洒落ですね!」と言われると、なんだか気恥ずかしい気がしてしまいます。むしろ、「悪目立ちしていないかな?」と不安になってしまうことも(笑)
でも「◯◯さんって、センスいいですよね」と言われて、嫌な気分になる人はいないと思います。
センスがいいという表現には、前に出過ぎず、品があって、上手に服を着こなしているような印象を僕は受けます。
だからこそ、うちのサービスを受けて頂くお客さまにも、「センスが良い人に思われてほしい」という気持ちをいつも持っています。
そもそも、この「センス」というのは、どのように磨くものなのでしょうか?僕の周りには、昔から「センスのいい友人」が何人かいました。
僕は自分が元々持っているセンスというものに、あまり信頼をしていない人なので、その友人に追いつけるように、ひたすら経験を積み重ねていくタイプの人間でした。
センスがいい人には2種類いると僕は思っていて、元から感覚が優れている人と、僕のように、失敗を繰り返しながら、少しずつセンスを磨いていくタイプと2つがあるのだと思っています。
残念ながら、元からセンスの良い人というのは、ものすごく少数です。確かにいますけどね。
僕の従兄弟はセンスの良い人でした。小学校でも、中学校でも、高校でも、周りに1人くらいはセンスのいい友達がいました。
でも、久々に彼らと会ってみると、いつの間にか全くセンスが良い風には見えなくなっているのですよね。
元々センスが良くても、やっぱり磨き続けないと、いつの間にか凡庸になってしまうものなのだなと実感しています。
逆に、昔は目立たなかったのに、急にセンス良くなっている人もいます。
僕も含めて、努力型の人たちは、これはもう、失敗の繰り返し、学び続けて、少しずつセンスを磨いてきた人たちです。
センスがいいというのは、生まれ持った感覚だけではなく、後からでも十分に身に付けることができるスキルだと思っています。
実際、僕がスタイリングを担当させて頂いた方は、「人生で初めてセンスいいですね」と言われています。という人が結構いらっしゃいます。目をキラキラさせて報告してくださいます(笑)
①元々センスが良い人
②失敗しながらセンスを磨いた人
この2種類の他に、もう1つ別のアプローチでセンスを良く見せる方法があります。
それが、③理屈でファッションを学ぶという方法です。
うちのお客さまは3つ目のタイプです。自分ではどうにもファッションが分からないので、専門家に依頼をしたり、自己流で本や雑誌で学んだり。
理屈でファッションを理解して、センスよく見せている人もいます。
どのような方法でも構いませんが、自分にあった方法で、センスを磨くことができます。
僕なんかは、たくさんのお金を使い、たくさんの時間を掛けてセンスを磨きました。
なぜそれができたかというと、単純にファッションが好きだったからです。好きではないと、ここまで情熱を持ってできないですよね。
でも多くの人は、ファッションにそんなに関心があるわけではないと思うんです。
そういう人は、理屈でファッションを学び、センスを良さそうな自分を育てていくのが良いかもしれません。
■ファッション誌を読む
・メンズクラブ ・ビギン ・ゲイナー
・オッジ ・ドマーニ ・クラッシー
■ファッション本を読む
・森岡弘さんの本 ・大山シュンの本 goo.gl/IW65WW
・大草直子さんの本、三尋木奈保さんの本
■専門家に依頼する
→たくさんスタイリストはいますので、検索してみてください。「ファッションスタイリスト」で検索すると便利です。
様々な方法がありますので、ご自身にあった方法で、ファッションセンスをぜひ高めてみてくださいね。
それではみなさん、今日も素敵な1日をお過ごしください〜!
ファッションスタイリスト大山シュン
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