みなさん、こんにちは!
ファッションスタイリストの大山シュンです。
今日は「センス」について少しお話をしてみたいと思います。みなさんは自分のセンスに自信がありますか?
多くの方が「自信がない・・・」とおっしゃるのかなと思います。僕も「自信あります!」とはなかなか即答できません。。。
センスがいい人って、誰の周りにも一人か二人はいるのかなと思います。
でもそういう人に「センスいいですね」と言うと、「いえいえ、そんなことないです」と恐縮してしまう。センスというものを、誰もが自分とは遠いものだと思っています。
僕は、自分がセンスがいいのか悪いかはよく分かりませんが、「センス良さそうに見せること」は得意だと思っています。
それは自分自身もそうですし、お客さまもそうです。このような服を着れば、センスが良さそうな印象が作れる、ということをある程度理解をしています。
ではどんなファッションに人は「センスがいい」と思う傾向があるのでしょうか。
僕が思うには、「シンプルであること」「やりすぎていないこと」「ベーシックであること」「ちょっとだけ”違い”を見せられること(嫌味じゃない範囲で)」
こんな要素がセンス良く見せてくれるのかなと思っています。センスというと、なんだか仰々しい感じもしてしまいますが、あまり派手すぎるファッションの人に「センスの良さ」って感じませんよね。
見るからに「お洒落してまっせ!」というのは、なんだか見ていて逆に恥ずかしくもあります。
それよりも、パッと見は普通。でもよく見るとサイズがしっかり合っていて、着ている服も上品な感じがする。
前に出過ぎていないけど、なんだか雰囲気がいいな〜という人に、「センスの良さ」を感じますよね。
すごくこだわっているのだけども、そのこだわりが良い意味で悪目立ちをしていない。そういうファッションに僕はセンスの良さを感じます。
そして自分もそうありたいと思います。だから目立つファッションには僕はそんなに興味がないですし、お客さまをそういう方向に持っていくことはそんなに多くありません。
どこにセンスの良さを感じるかは人それぞれですが、それでも「センスが良く見える傾向」というのは確かにあるんですよね。それを表現するのが僕の仕事でもあります。
そしてセンスというのは、ファッションだけではなく、立ち振舞いや姿勢、表情にも表れるものだと思います。
ですので、ファッションはあくまで一部分でもあるのかなと。全体を高めていくことが大切なのですね。僕はそういった意味では人間的な成熟がまだまだ浅いです。(反省)
そしてこのセンスというのは、どうすれば身に付けられるのか、ということを自分なりに考えた結果、「知識を持つことで、センスを良く見せる工夫ができる」という結論に至りました。
そこで書いたのがこの本。
「できれば服にお金と時間を使いたくないひとのための一生使える服選びの法則」
とびっきりお洒落になりたいわけではないけれど、心地の良い服が着たい。そんな人には「ベーシックなファッションってなんだろう」といった要素を感じ取っていただける本になったかなと思います。
センスは知識が補完できるんじゃないか。僕はいつもそんな風に思っています。
知識を身に付け、あとは実践、失敗、反省、実践。この繰り返しで、きっとセンスというのもは少しずつ形作られていくのだと思います。
僕はお洒落な人とはあまり言われたくないけど、センスのいい人、とはやっぱり言われたいです。
それにはまだまだ経験が足りないですね。見せ方は上手ですが、中身が追いつかない。がんばらねば! 日々反省です^^;
それではみなさん、今日も素敵な1日をお過ごしください〜!
ファッションスタイリスト大山シュン
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