みなさん、こんにちは!
ファッションスタイリストの大山シュンです。
メジャー。僕にとっての必需品です。手持ちの衣服の長さを計測するために使います。
例えば、
■ボトムスの股下の長さ
■シャツの腕の長さ
■ジャケットの着丈の長さ
■Tシャツの着丈、袖丈の長さ などなど。
自分にとってベストだと感じる長さを数字で理解しておくために、僕はメジャーを使います。
例えばお店でボトムスを買うとします。その時に必ず裾上げをしますよね。
すると店員さんに「お好みの長さってありますか?」と聞かれるかと思います。
大抵の方は店員さんにお任せしたり、「長めで」とか「普通で」といったざっくりした要望しかお伝えしないかと思います。
でも裾の長さ次第でボトムスの見え方は大きく変わるものです。
最近では少し短めの丈に仕上げるのがトレンドですが、どの長さがしっくり来るかは人それぞれ。
自分にとっての「しっくり来る長さ」を数字で理解しておくと良いのかもしれませんね!
試しにクローゼットの中に眠っているボトムスの股下の長さを測ってみてください。
きっとバラバラだと思います。意図してバラバラに設定をしたのであればいいのですが、その時々、お店の店員さんにお任せで長さを決めていると、本当にバラバラの長さに仕上ります。
全てのボトムスの股下の長さを測った後、どの長さが自分にしっくり来るのかをぜひ履き比べてみてください。きっと「これが自分にとってしっくり来る長さだな」というボトムスが1本くらいは見つかるはずです。
そしてその数字を記録しておくといいですね。僕は携帯のメモ欄に数字を書き込んでいます。
ジャケットの着丈:「◯◯㎝」
シャツの袖丈:「◯◯㎝」
Tシャツの着丈:「◯◯㎝」
こんな感じでしょうか。自分の身体にしっくり来る数字を常に持ち歩いている感じです。
お店で服を買う際に、「なんとなく着丈が長いような気がするな」と思ったら、店員さんにお願いして、長さを確認してもらいます。
自分の理想の長さよりも長過ぎる場合はお直しをお願いするようにします。
「いつも着丈は◯◯㎝くらいなんですが、バランスはどうでしょうか?」みたいな感じで店員さんに伝えてみると分かりやすいかもしれませんね。
店員さんの意見も取り入れてみると良いでしょう。
大人の男性のファッションというのは、柄の面白さやデザインのインパクトいった分かりやすい差異にばかり気を取られることよりも、細かなサイズ感だったり、素材の質感であったり、パッと見ではなかなか分からないような細かな部分に配慮することが大切なのかなと僕は思っています。
小さなこだわりを積み重ねるためにも、服を買う際にはしっかりと身体に合うように調整やお直しをすることが大切です。
例えば、ジャケットの袖が長すぎると、なんだか服に着られているような感じがしてしまいます。必ずお直しが必要です。
親指の付け根からジャケットの袖口までの長さが11㎝前後が理想的です。そういうちょっとした数字の感覚が頭に入っていると、試着の際にも意識しやすいかなと思っています。
ということで、今日はちょっとニッチな話でしたが、自分の身体に合った服を着てもらいたいという、とてもシンプルなメッセージが伝われば、僕としては嬉しい限りです!
それではみなさん、今日も素敵な一日をお過ごしください〜!!
ファッションスタイリスト大山シュン
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