みなさん、こんにちは!
ファッションスタイリストの大山シュンです。
先日、とあるメディアから取材を受けました。途中で話が脱線して、あるテーマで話が弾みました。
それは、「野球選手とサッカー選手はなぜファッションセンスに大きな差があるのか?」というテーマでした。
サッカー選手といえば、三浦知良選手をはじめ、昔からお洒落な方がとても多い印象です。
最近では浦和レッズの鈴木啓太選手なんか、ものすごいお洒落だなーと感じています。
一方、野球選手でお洒落な人を思い浮かべると…パッと思い浮かばないのですよね。(すみません…)
これはなぜだろうなーと僕なりに考えてみました。
高校生時代のことを思い出してみると、サッカー部というのはどちらかというと華やかな部分が強く、女子にもモテる要素が多かったように思います。
制服を着崩したり、ジャージやユニフォームの着方にも自分なりの個性を混じえてみたり、どこかファッションの要素を感じさせる部分が多いのがサッカー部なのかなと思います。
やっぱり僕の回りでもサッカー部の友人はモテました。そんなサッカー部を尻目に、僕は3年間陸上部でひたすら泥臭く走り続けたわけです。案の定、まったくモテませんでした(笑)
一方野球部はといえば、坊主頭。ストイックに部活に向き合うイメージが強いです。
僕らの時代の野球部は、頭は丸坊主なので、せめて眉毛くらいはお洒落にしていたいと考える人が多かったようで、眉毛だけが整いすぎたアンバランスな野球部員も多かったような気がします。
サッカー部と比べると、ストイックで、ファッション的な要素がより少ないのが野球部なのかなと思います。
ファッションセンスというのはある程度の積み重ねが必要なものです。お洒落な人というのは、高校生くらいからファッションに気を配ったり、周囲の目線(特に異性)を強く意識している場合が多いかと思います。
その点、サッカー部と野球部の間には学生時代のうちに大きな「経験の差」ができてしまっているのではないかと思うんです。そんなことをライターの方々と話をして盛り上がっていました。
プロスポーツ選手として、ある程度ファッションにお金を掛けられるようになっても、やっぱり積み重ねたセンスがないと、間違った方向に走りやすい傾向にあります。
これは経営者の方でもよく見かけますが、全身を分かりやすいブランドでまとめたり、ブランドのロゴを主張したり、爬虫類系のいかつい革製品を身にまとったり、どうしても分かりやすい方向へ走ってしまいがちです。これは正直、あまり品が良いとは言えません。
ファッションセンスは積み重ねなので、一長一短には身に付けることができません。
あとは知識としてファッションの基本を身に付けることで、センスを補完していくしかないんですよね。
お洒落な店員さんに聞いてみたり、自分で徹底的に研究してみたり、僕のようなスタイリストをつけてみたり、
人の手を借りながらファッションを理屈で捉えていくことが大切なのかもしれませんね。
ということで、今日はサッカー選手と野球選手の違いを例に「ファッションセンス」について考えてみました。
ファッションセンスは知識で補完することができるものです。これからもみなさんに小さなヒントを提供できればと思っている今日このごろです!
それではみなさん、今日も素敵な一日を!
ファッションスタイリスト大山シュン
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