みなさん、こんにちは!
ファッションスタイリストの大山シュンです。
ネットで色々と調べ事をしていると「モテるファッション」というテーマに遭遇することがあります。
「これを着ればあなたもモテるようになる!」そんなキャッチーな言葉が目に飛び込んできて、興味津々で覗きこんだりするわけです。
僕もぜひ究極のモテ服を取り入れたいと思うのですが、そう単純な答えがあるわけでもなく、ちょっと前に出すぎている派手な服がズラリと並んでいるというのが常だったりするわけです。
そもそもモテる服やモテるファッションってどんなものなのでしょうか。
僕自身、ファッションスタイリストとして日々さまざまな方のファッションに携わる立場なので、時々そんなことテーマについてぼんやりと考えることもあります。
結論から言うと、ファッションだけでモテるようにはならないんじゃないかなと僕は思っています。
とうのも、僕はよく色々な女性の方に「どんな男性のファッションに魅力を感じますか」という質問をするのですが、この質問に対する答えはたいていこんな感じで決まっています。
■清潔感があること
■あまりやりすぎていないこと
■ベーシックで品があること
このような感じの回答が圧倒的に多いのです。むしろ、お洒落すぎる人に対しては距離感を感じてしまったり、「キザそう」「神経質そう」なんていう感想すら持たれてしまうようなのです。
つまりファッションがあまり前に出すぎてしまうと、モテるどころか、かえって悪印象を残してしまうことにもなりかねないのです。
モテファッションという作為的な要素がムンムンと漂うと、女性の方は引いてしまう。それはとてもまっとうな意見だと僕は思っています。
つまるところ、モテるモテないは内面の問題なのだと思います。すごくありきたりの答えになってしまうのですが、それは当然のことなのかなと改めて思うのです。
でも、残念ながらもっとも肝心な内面に興味を向けてもらうためにはいくつかのハードルがあるわけです。そのハードルの1つにファッションが含まれるのかなと思います。
パッと見の見た目が冴えなかったり、チャラい感じに見えてしまうと、その人のことをあまり興味を持って見れないのですね。残念ながら。
それって、ものすごく勿体ないことだと思います。機械損失以外の何物でもないわけで。僕はそれを黙って見ていられないのでこの仕事をしているのかなと思っています。
僕は経営者の方やメディアに出演する著名な方のスタイリングも手掛けることが多いのですが、ファッションを変えただけで、言葉の持つ説得力が大きく変わるという場面にたくさん出くわしています。
伝えたい思いを上手く表現するためには、見た目のハードルをクリアすることがとても大切だと思うのです。
僕がスタイリングの際に常に考えているのは、その人の内面に興味を持ってもらえるような「邪魔をしないファッション」です。
あまり前に出過ぎてもいけないですし、かといって安い服で地味に仕上げるのもあまり良くはありません。
シンプルだけども、清潔感があって、常識的で、なんとなくセンスの良さそうな雰囲気を感じさせてくれる。そんなワクワク感をファッションで表現できればと思っています。
そしてこの辺りのファッションこそ、実は「モテ」にも近いのかなと思っています。
個人的にはあまり「モテる」という言葉は軽くて使いたくないのですが、やっぱり、実際にはあるんです。ファッションを変えることで、その人の内面がスムーズに伝わるようになり、急にモテ始めるお客さんはたくさんいます。
ファッションは1つのきっかけに過ぎません。その人の内面がスムーズに伝わった結果としてのモテなのなかと思っています。
実際にファッションが変わることで、本人の自信も高まりますので、その効果も大きいとも思います。やっぱり自信を持っている人はモテますよ。これは間違いないと思います。
結論。ファッションも内面も、どちらも高めていくことで日々における機械損失を避けることができるのかなと思っています。
僕は内面の方をもっと高めなければ!と日々奮闘している毎日です(ー_ー)!!
これからもファッションという入り口部分で損をしてしまう方を一人でも減らすべく、僕は日々活動をしていきたいなーと思う今日このごろです。
ファッションスタイリスト大山シュン
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