みなさん、こんにちは!
ファッションスタイリスト大山シュンです。
今日はファッションの話ではなく、インテリアについて記事を書いてみたいと思います。
久々に引っ越しをすることになりまして、今まさに家具選びに没頭している最中です。
引っ越しを機に、全ての家具を新調しようと思い立ち、まずは今使っている家具の7割をリサイクルショップで下取りしてもらいました。
引っ越しは明日に迫っているのですがうちの中は既にスッカラカンなのです(笑)
ときどき僕はバックパッカーになるので、少ない荷物で生きることにはまったく抵抗はありません。衣服の量も、実はものすごく少ないんです。
着なくなった衣服は売ったり、友人にあげたりするので、ストックが増えることはあまりありません。お陰で引っ越し作業はとても楽です。
インテリアを一新するために僕が行ったことは以下の通りです。
まず始めに手持ちの家具を7割ほど手放しました。
続いて、新しい家具を買う前に、まずは本屋へ向かいます。
今回買ったのがインテリアショップの
アクタスが編集を手掛ける「123人の家」という一冊です。
家具のセレクトショップであるアクタスの店員さん、123人分のお部屋が掲載されています。これ、ものすごーく参考になります。
撮影用にきちんと整理された部屋ではなく、ほどよく生活感の感じられる部屋の写真がたくさん載っています。
家具単体で見ても、なかなか想像ができないので、実際に暮らしている箱、そのものを見られるのがとても参考になります。
まずは、どんな部屋に魅力を感じられるのか。自分のイメージに近い部屋を10個ほどに絞り込みました。
そしてその10個の共通項について考えます。
モダンでシャープな雰囲気の部屋よりも、植物がたくさんあって、家具自体は天然素材。経年変化を楽しめるような物に魅力を感じるんだなー等。自分の趣味趣向を一個ずつ確認することから始めました。
続いて細部を見ていきます。例えば「素敵な部屋では、どんな照明を使っているのだろう」とか。全部のページの照明だけをひたすら見るんですね。
するとそこにも共通項を見出すことができます。たとえば、自分がセンスがいいと感じられる部屋にはダクトレールがついていて、スポットライトで照らしている部屋が多いなーとか。そんなことに気が付きます。
次に「じゃあそれをどこで買う?」という部分に
集中します。
都内のインテリアショップがまとまっている
こちらの書籍を買い、読み込みました。
自分が好きなテイストの家具はどの辺りのショップで扱っているのだろう。ショップの写真を見れば、なんとなく雰囲気が伝わってきます。
最後に絞り込んだショップに実際に足を運んで、あとはひたすら比較します。
そんな具合でインテリア選びは集中して2週間。時間を見つけてはショップへ訪れたりしながら揃えていきました。
結果、引っ越し前日までに揃ったインテリアは、全体の3〜4割程度。テーブルは生産受注なのでしばらく届きません。明日から不安でいっぱいです(笑)
でも、これだけ手間暇かけて揃えた家具は、大切に、長く使うのだと思います。愛着が沸くと思うんです。
これは家具だけではなく、ファッションにも同じことが言えると思います。
自分にとってどんな衣服が心地が良いのかを知り、ショップを知り、実際に手に取って、比較検討し、ちょっと予算的にしんどくても、5年先を見越して「えいや!」と買う。
このような地道な作業がファッションの細部へと繋がるような気がします。繋がってほしいと思っています。
このブログを読んでいるみなさんにも、趣味や特技があると思います。
例えジャンルが違えども、スキルの磨き方には共通点があると思っています。
ぜひその方法論をファッション分野にも用いるようにしてみてください。
本気で向きあえば、大人のファッションスキルはシンプルですし、誰にでも高めることができると思います。
という訳で、インテリアの話から、なぜか最後はいつものような着地点におります(笑)
お世話になった部屋を隅々まで掃除して、新しい部屋へと旅立とうと思います。
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