みなさん、こんにちは!
ファッションスタイリスト大山シュンです。
今日はファッションセンスについて考えてみたいと思います。
ファッションセンスというと、あまり縁のない言葉のように聞こえるのではないでしょうか。僕自身も同じです。
センスという言葉自体に、ハードルの高さを感じます。
でも心のどこかで、「ファッションセンスを磨いてみたい」という思いもお持ちなのかなと思っています。
僕自身、スタイリストの仕事をしていますが、元々優れたファッションセンスを持っていたのかというと、まったくそんなことはありませんでした。
僕がファッションに興味を持ち始めた頃から、周囲には明らかに僕よりも高いファッションセンスを持つ人がたくさんいました。
友達のお兄ちゃんだったり、古着屋さんのオーナーさんだったり。
僕はそんな先輩方を見ながら、憧れを持ち、いつかは追いつきたいと思いながら、コツコツと感性を磨き続けてきた「ミーハー君」だと思っています。
ミーハーもずっと本気で続けると、このように仕事になります(笑)
僕の場合、優れたファッションセンスを持つ誰かを見つけては、参考にしたり、真似をしたりしながら、自身のファッションセンスを磨き続けていくのだと思います。
仕事でもあり、趣味でもあるので、僕はこれからもどんどんセンスを磨き続けるのだと思います。
では、ファッションセンスとはどのように磨けばいいのでしょうか。これには僕の中では1つの答えがあります。
「ファッションセンスは試着回数によって磨かれる。」僕はそのように考えています。
この「試着」というのにも条件があります。自分が今まであまり着たことのないような衣服を試すことがとても大切だと思います。
何もお店にいって試着をするだけではなく、自宅の鏡の前で「あーでもない、こーでもない」と悩む時間も含みます。
このような体験をどれ位積んだかによって、ファッションセンスというものは磨かれていくのだと思います。
逆にいつも同じような服ばかりを買っていても、ファッションセンスは磨かれないと思います。
自分が安心して着れる衣服だけでは、マンネリ化もしますし、新鮮な気分にはなれません。
ファッションに楽しさを感じる瞬間というのは、「こういう服も着られるんだ!」と、価値観が広がる瞬間にあるような気がします。
そのような経験を楽しみながら積み重ねている人こそ、僕は「ファッションセンスの良い人」だと思っています。
そのためには「柔軟性」も大切だと思うんです。「自分はこれだ!」というようなこだわりも魅力的ですが、色々な衣服を試しながら、新しい価値観を受け入れる柔軟性こそ大人のファッションには必要なのかもしれません。
街を歩いていると、「この人、こだわっているのだろうなー」という人に遭遇することも少なくありません。
でも、自分だけの価値観にこだわりすぎて、間違った方向に凝り固まっている人も少なくないように思います。
大人のファッションですから、自分が満足すればそれでいい!というのではなく、周囲の人からも喜んでもらえるような客観性は大切なのかもしれません。
つまり、色々な物を試着をして、鏡を見て、客観性を育てることが大切だと思っています。
僕自身、いつも考えます。
■こだわりすぎていないか
■周りからどう見えているのか
■自分は着ていて楽しいのか
どうせ何かを着なくちゃいけないのですから、自分自身も、周囲の人たちも心地よいファッションを心がけたいなーと思ってならない今日このごろです。
ぜひ試着回数を増やしながら、大人のファッションを楽しんでいただければと思います!
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