みなさん、こんにちは!
ファッションスタイリスト大山シュンです。
僕はお客さんにいつも【1つの質問】をするようにしています。「うち以外にもたくさんの他社さんがあったと思うのですが、その中でなぜうちを選んだのですか?」
この質問をすることで、お客さんが僕にどんなスタイリングを求めているのか、逆にどんなスタイリングは望んでいないのかが見えてきます。
■ビフォーアフター事例を見てしっくりきたから。
■検索したら一番上に出てきたから。
■ブログを読んで、価値観に共感したから。
例えばこんな答えが返ってきたりします。とても嬉しいです。この言葉を聞いて、テンションを上げてからスタイリングに取り掛かるようにしています(笑)
先日、おもしろい回答をしてくださったお客さまに出会いました。「色々調べたのですが、御社が一番高かったから選びました。」
一瞬、怒られるのかと思いましたが、そのような基準でサービスを選ばれる方がいるということに驚きました。そして、あることを思い出しました。
実は4年前、独立したての頃。僕は今の3分の1ほどの価格でサービスを提供していました。
その当時は、自分のスキルに自信が持てない部分もありましたし、本当にお客さんが来るのか不安でいっぱいでした。
そして心のどこかで「これ位の値段だったらクレームにならないだろう」そんな安心感があったのだと思います。
独立から2年が経ち、僕は思い切って値段を上げました。それは自分のスキルに対して自信が持てるようになったことと、妥協せずにサービスを提供するために、価格を上げることが不可欠だと思ったからです。
価格を上げたことにより、ファッションに対してより真摯に向き合うようになりましたし、サービスを様々な角度から高めようと努力をするようになりました。高いなら高いなりの理由を持たせたいと思いました。
その時の価格の基準は「他の会社よりも高くする」というものでした。やるからには一番のクオリティを求めるべきだと僕はその時思ったからです。
ですので、先日のお客さんの言葉はとても嬉しかったです。お客さんは更にはこのようなことをおっしゃっていました。
「高い価格を付けることはとても勇気のいることだし、自信の現れだと思うから。だから選びました」
数年前の覚悟がお客さんにも少しずつ伝わってきていることを感じた瞬間でした。
サービス料が安いことは確かに魅力だと思いますが、実際に購入する服が、本当に自分にとって心地良いものなのか。人から評価を受けるものなのか。その辺りを冷静に判断してみることも大切だと思います。
単に「格好いい風」に見せることは、そんなに難しいことではありません。ご本人の好き嫌いや理想像を踏まえた上で、新しいファッションの形を提供することが僕の役割だと思っています。
「人生を変えるファッションを。」
僕はこれからこのテーマを掲げてサービスを提供していきます。ちょっと格好よくなってよかったなー。という位じゃ価値がありません。
「ファッションで明らかに日々の生活が変わった。」
そう思っていただけるようなサービスをご提供していきたいと思っています。満足してもらわなければ、いつだってお代は受け取らない覚悟なのです。
内心いつもドキドキなのですが(笑)
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