みなさんこんにちは!
ファッションスタイリストの大山シュンです。
「褒める」ということ。僕はとても好きです。営業職だった頃、上司からこのようにアドバイスされたことがあります。
「相手を褒めなさい。」「話すよりも、聞きなさい。」
「売られる感覚」が苦手だった僕には、とてもしっくり来るアドバイスでした。今でもその経験が活きているような気がします。
普段、お客さまとショッピングへ出掛ける時、僕はあの日と同じように、お客さまを積極的に褒めるようにしています。でもあの頃とは明確に違う点が1つだけあります。
笑顔で人を褒めなくなりました。普通の表情で、淡々と褒めるようにしています。
「褒められる」というのは、もちろん嬉しいことですが、無理に褒めている様子って、やっぱり空気感で伝わると思っています。「本当にそう?」疑ってしまう瞬間もあると思います。
少なくとも、僕がアパレルにいた頃には、とびっきりの笑顔でお客さまを褒めちぎっていました。「本心そこにあらず」の時も、あったりなかったりですが…
淡々と、冷静に、さらりと。嘘がないように、お客さまを褒めるようにしています。そっちの方が心の深くに届くと思っています。
「よくお似合いですね」という言葉をアパレル時代にはよく遣っていましたが、今では「とっても自然ですね」という言葉でお客さまを褒めるようにしています。
というのも、本当に良く似合っている状態というのは、「しっくり来る」「何の違和感もない」「前から着ているような雰囲気」こんな言葉が一番ぴったりだと思っているからです。
「自然な状態」が一番の理想だと思っています。その様子を淡々と、偽りなく伝えることが、今の僕にとっての一番の「褒め言葉」だと思っています。
褒める。実はとても奥の深い行為だと思います。だからこそ、噛み締めながら「褒める」という行為をもっともっと楽しんでいきたいなと思う今日この頃です。
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