みなさん、こんにちは！
スタイリストの大山シュンです。

今日は10月に発売予定の書籍の打ち合わせに行ってきました。今回は「スーツからビジカジまで」を1冊にまとめる予定です。今までカジュアルスタイルについて書くことが多かったので、とても新鮮な気持ちで向き合うことができそうです。

僕はスーツの専門家ではないので、独自の切り口で、「現代的なスーツスタイルの考え方」をお伝えしていきたいと思っています。どんな本になるのか今からとても楽しみです！

このような背景もあって、最近では街でクールビズスタイルの男性を観察しています。僕がメインで仕事をしている銀座でも、7月にもなればネクタイを締めてジャケットを着ている人はほとんど見当たりません。おそらく1割くらいじゃないでしょうか。

半袖シャツにいつものスーツ用のボトムスを合わせている方が圧倒的に多いですね。クールビズが浸透したとはいえども、素敵に着こなしている方というのはほとんど見かけることはありません。

一方で雑誌を見たり、お洋服屋さんでの提案を見ていると、すごくおしゃれなんだけど、それを街に行き交う世の男性がトライできるかというと、これまた難易度が高いよな〜と感じるわけです。

ファッションにあまり関心のない男性が、「これだったら自分でもできるかも！」と思えるようなクールビズの提案はほぼ皆無ですね。これは僕たちファッションに携わる人間は大いに反省しなきゃいけない点だと思っています。

この辺りの「リアルなクールビズスタイル」は書籍でもしっかりと言及をしていきたいと思っています。

今日の僕はと言うと、この猛暑の中、ジャケットを羽織っていたわけですが、これこそまさにリアリティのないスタイルのお手本ですね。僕も凝り固まったファッション畑の頭を切り替えている途中です。

どこのセレクトショップに訪れてみても、店員さんはみんなおしゃれですよ、本当に。この暑さなのにジャケット羽織って、ネクタイ締めて、本当に格好いい。でもこれもまたやっぱりコスプレです、僕も含めて。全然リアルじゃないです。

もちろんリアルさだけを追求する必要なんてないのですが、虚像ばかりを押し出し過ぎているような気もするんです。僕自身、もっと一般的な感覚に寄り添っていかなきゃいけないなと痛烈に感じています。

僕が展開しているオンラインスクールでも、クールビズの投稿を少しずつ増やしています。ファッション誌とリアルファッションの橋渡しをすべく、ひとり奮闘しているわけです。でも僕はまだややファッション業界的なアプローチが強くなってしまうのが悪い癖ですね。

今回のオンラインスクールの記事、途中まで読めますので良かったら参考にしてみてくださいね！　きれいめのオフ〜ラフな職場で活用できるスタイルをご紹介しています。これこそ、「ややファッション業界寄り」のスタイルです（笑）　でもこれくらいはトライしてみてもらいたい、ギリギリのラインでもあるんです。

https://so-school.tokyo/2018/07/01/stripejacket-coodinate/

それにしても暑すぎませんか？ 「夏と冬だったら夏が好き」なんて悠長なことはもう今年からは言えなくなりそうです（笑）　夏は幾分仕事は暇なはずなのに、本の執筆が忙しくてあんまり外に出れないというのを、もう何年続けているのやら・・・　今年も同じコースになりそうです・・・涙　

ほどよく逃げ出しますが（笑）

それではみなさんも素敵な1日をお過ごしください！

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