「字が上手な人におしゃれな人は多いのかな」
こんなことを昨日、ふと感じたんですよね。字って、デザインと近いなと思うんですよね。
「美しい字」という1つの型があって、それに近い形を手書きで表現できるかどうかが、「字が上手」ってことだと思うんですよね。
小学校の頃の習字って、まさにソレですよね。お手本があって、それにいかに近づけるかという「真似」の競い合いみたいなもんだと思うんですよね。きれいな字を真似する。僕はコレがものすごく得意でした。
そして絵も得意でした。見本があって、それを忠実に描くというのはそんなに難しく感じません。
何か見本さえあればいくらでも上手に書けるけど、いざ見本がなくなって、「想像で絵を描いてみよう」となると、まるでダメ。まったく上手に描けないんですよね。これが昔は不思議で仕方がなかったんです。
このことから分かるのは、僕は字が上手だったり、絵が上手だったりするのではなく、「モノマネが上手」なんだということです。参考さえあれば、いくらでもそこに近づけられるけど、オリジナルをゼロから生み出すのはあんまり得意じゃないんですよね。
これはファッションにおいても同じです。僕はおしゃれな要素をひたすら情報として集めて、それらをミックスして、日々アウトプットしているんだと思います。だから常に色々なものにアンテナを張っておいて、参考にできる対象を探しています。
雑誌、インターネット、アパレルの店員さん、待ちゆく人のファッション、すべてが情報源になります。
そう考えると、僕にはそもそも「センス」のようなものがなくって、マネする技術がそこそこ優れているだけなんだなとふと思うわけです。なんだかまったくイケてないですね(笑)
でもこれって、真似することである程度は「センス良さそうに見せること」は可能だということでもあります。
おしゃれであることは持って生まれた才能が必須、というわけではなくて、真似をしながら、少しずつ自分のスタイルを作っていけばいいだけです。
真似するというのも、完コピするんじゃ芸がないですが、色々な要素をあっちこっちから持ってきてミックスすると、ほぼオリジナルに近いものが出来上がります。
今、おしゃれじゃないという状況は、僕からすると「おしゃれに見せるための情報が圧倒的に少ないだけ」なんですよね。それはセンスの問題なんかじゃないです。
おしゃれになりたいんだったら情報を集めてマネをする。ここから始めるといいですよ、きっと。おしゃれな友人をマネする。雑誌を真似する。店頭のディスプレイをそのまま真似する。まずはここから始めてみるのもいいですね。
僕も苦手とする料理を本格的に始めるとしたら、手当たり次第に料理するっていうのは絶対に避けると思います。まずはマネする対象から探すだろうなと思います。本なのか、インターネットの情報なのか、実際の人なのか。まずはここのリサーチから徹底するのが近道なんだと思います。
ファッションも一緒。みなさんもマネする対象から探してみるといいかなと思います。僕もそろそろ料理、ちゃんとやろうと今反省しています。あと筋トレも・・・(笑)
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