僕は髪を切るとき、2つのお店を使い分けるようにしています。忙しくてあまり時間が掛けられない時は近所の美容室。そして気合いを入れたい時は銀座の美容室。割合としては3:1くらいでしょうか。今回は本の出版が控えているので、久々に気合いを入れて銀座の美容室へ行きました。
いつもヘアスタイルには自分なりのテーマがあって、「こんな風にしてください」と写真を見ながら美容師さんにお伝えするようにしています。でもそれだと、どうしてもいつも通りのマンネリ化したヘアスタイルになってしまうので、自分のイメージをなかなか越えることができません。
そろそろいつものヘアスタイルにも飽きてきた頃だったので、今回は美容師さんの感性に任せることにしました。その結果・・・ 写真は撮ってないので見せることができないのですが、襟足をグッと詰めた、「攻めのヘアスタイル」が完成しました。鏡で後ろ姿を見せてもらったときには、非常にコメントに困りました(苦笑)
見慣れないけど新鮮ではある
正直、僕はこのヘアスタイルにまったく見慣れません。2日経った今でもまだ全然見慣れません。そして身近な存在である奥さんもまた見慣れないと言うわけですね。きっとこのセンスを理解できる人は、美容師さんを含めてごくごく少数なのだと思います。残念ながら僕にはまだそこまでのセンスがありませんでした。
でもこれでいいんですよね。しっくり来ない、でもプロがそれでいいんだと言うんであれば、それを受け入れてみる。無理矢理でも。それはそれでいい経験じゃないですか。いつもと同じようなヘアスタイルをしてマンネリを感じるよりも、「うわ〜、これどうしよう」という感覚もたまにはいいですよね。価値観が広がるわけです。
気を抜くと、今回美容師さんの感性にお任せしたことを後悔しそうになるのですが、それをグッと堪えて、このヘアスタイルを理解しようとしています。鏡を何度も見ながら、見慣れようとするわけです。そして少しずつ、その意図が理解できてきたり。それもまた楽しいです。
僕はお客さんに日々ファッション提案をしているわけですが、お客さんも今回の僕と同じような「見慣れなさ」とか、「気恥ずかしさ」をきっと感じているはずです。そしてそれを乗り越えて、新しい価値観を一気に拓くのだと思います。それができる人は強いですよね。どんどん成長していきます。
僕も同じように、冒険をしながら、気恥ずかしさを越えていかなくちゃいけないと思うんです。だからこのヘアスタイルからとてもたくさんの気づきをもらいました。今日も見慣れないヘアスタイルでスタイリングへ出かけます(笑)
上の写真はユニクロユーの新作のチェスターコートを試着した時のものです。ややビッグシルエット寄りですね。最初は見慣れませんでしたが、着ているうちに徐々に欲しくなってきました。まさにこれですよね。居心地の良い場所を離れて、新しい感覚が芽生える瞬間でもあります。
みなさんも、ぜひご自身のコンフォートゾーンを越えて、新しいファッションにチャレンジしてみてくださいね。応援しています!
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