ふとテレビを見ていて気になったのですが、ロンブーの淳さん、ここ最近ずっとカラーレンズを入れた眼鏡を掛けていますよね。フレームのデザインはクラシカルな雰囲気でとても素敵なのですが、どうにもカラーレンズが見慣れないな〜とずっと感じていました。

最初にカラーレンズの眼鏡を掛けているのに気づいてから半年くらい経ったと思うのですが、今ではすっかり見慣れてきました。そして気づけば街でもこのようなカラーレンズ入りの眼鏡をしている人をときどき見かけるようになりました。みなさんは気づいているでしょうか？　こんな感じです。


【出典】　https://pbs.twimg.com/media/DDiOCDCXgAEDKcJ.jpg

Twitterから写真を拝借。よく似合っていますね。まだまだ見慣れないという方も多いかと思いますが、ファッションディレクターの干場義雅さんもこのような眼鏡をよく掛けています。おしゃれな人が徐々に取り入れているのを感じます。

流行って、最初はごく少数のおしゃれな人たちの間で共有されて、それが少しずつ様々なブランドが作るようになり、徐々に流行として一般層にも認知されていくような経路を辿ります。最初のうちはごく一般の人から見ると、「違和感以外の何物でもない」わけです。

そして多くの人は、実際に自分には取り入れることはしないわけですね。ここで流行を上手く楽しむ人と、遠ざけてしまう人に分かれます。僕はせっかくだったら実際に試してから、あーだこーだ言いたいなっていつも思っています。

一番ださいのは、実際にやってもいないのに文句ばっかりを言うことです。ほとんどの場合、流行の始まりは違和感しかないわけです。でも僕のように、何度も見ていればそのうち見慣れてくるということは意外と多いものです。最初っから突っぱねてしまうからこそ視野が狭くなって、いつも同じような格好ばかりになるわけです。

みなさんにこのカラーレンズ入りの眼鏡をお薦めしているわけではないのですが、なんでもかんでも「自分には似合わない」と遠ざけてしまうのはもったいないということを、僕は強烈にお伝えしたいと思っています。

結局、新しいものを取り入れられるかどうかで、おしゃれさって大きく変わるものです。自分の小さなこだわりだとか、習慣が必ずしも正解とは限らないんですよね。時には疑って、流行っているだろうアイテムにも触れてみることは大切です。

ぜひみなさんも、街で意識的にこのようなサングラスをしている人を探してみてください。きっとそのうち見慣れてくるはずです。僕は手持ちのサングラスのレンズを変えて、今度このような濃度の薄いものにトライしてみようかなと思います。やらずに文句、じゃなくて、やった上で「自分はそんなに好きじゃない」って言った方がやっぱりすっきりしますからね。みなさんもぜひ新しいものには、面白がって試着だけでもしてみてはいかがでしょうか。

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