みなさん、こんにちは！
スタイリストの大山シュンです。

あまりに忙しすぎて、少しやさぐれモードに入ってきましたが（笑）、ようやく一段落着きましたので、久しぶりにブログを書いてみようと思っています。

上の写真は僕のシャツの袖口です。ボタンを一度取り外して、ちょっと内側の位置に付け直すところを撮りました。これ、何をしているのかというと、シャツの袖が長すぎて、ジャケットを上に羽織った時に、シャツ袖がたくさん出てしまうのを防ぐためなのです。

シャツの裾口が腕よりも大分広いと、シャツがどんどん下にはみ出してきます。これを防ぐためには、裾口を少し狭めて、シャツがどんどん下りてくるのを防げばいいのです。

僕は既成のシャツだとどうしても腕が長すぎてしまい、ついでに袖口も大きいので、だらしなくシャツ袖が出てしまうことが多いんですね。だからこういった一手間を面倒ですが掛けるようにしています。

仕事用のドレスシャツなんかは、お店でしっかりと腕の長さに合わせてお直ししてもらうことが多いのですが、カジュアル用のシャツはこのようにボタンの付替えだけでなんとかなってしまうことも多いです。ちょっとしたカスタムでかなり快適になるはずですので、ぜひ試してみてください。

メンズファッションに過度なオシャレ感は必要なく、このような「細かなサイズ感の調整」が僕はけっこう重要だなと感じています。ジャケットの袖が長すぎたり、シャツ袖がジャケットから出すぎていたり、パンツの丈が長すぎたり、こういう細部に配慮できるかは意外と大切だと思います。

「おしゃれ頑張るぞ！」と意気込んでたくさんの服を買い込むより、まずは手持ちの衣服をきれいに着ることにぜひ意識を巡らしてみてください。

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