みなさん、こんにちは！
スタイリストの大山シュンです。

よく「おしゃれは我慢」という言葉を聞きますよね。僕も10代・20代はおしゃれは我慢をまさに地で行くタイプでした。が、世間的にはおにいさんとおじさんの間のような年齢に差し掛かってくると「我慢したくないっすよね」という気持ちが強くなってきたわけです。

タイトなシルエットの方が素敵に見えるかもしれないけど、ピチピチすぎると動きにくいですし、生地にもストレッチが入っていないと嫌だな〜とか、寒いのはヤダとか、もう親の世代が言ってきたワガママが非常によく理解できるようになってきた今日この頃です（笑）

とはいえ、やっぱりファッション好きでもあるわけなので、【季節】と【素材感】には多少の気遣いはしたいものだと考えています。たとえば上の写真、街で見かけたコートです。色合いはブラックなので秋冬っぽくも見えるのですが、素材はコットンとナイロンを使っているので、春先に重宝しますよね。

3月もまだまだ寒がりの僕からすると、全然あたたかくはないのですが、それでも暦の上では春になるわけで。この季節にウールのチェスターコートやダウンジャケットはさすがに重すぎるだろうと。素材感にだけは季節の雰囲気を取り入れようと考えるわけですね。

できればウールの温かいものを着たいけど、もう暦の上では春なので、薄手のアウターで我慢して外出する。これくらいが僕なりの精一杯の「おしゃれは我慢」なのかなと思う2017年の春なのです。

みなさんも今着ているアウターの素材タグを確認してみてください。ウールはそろそろしまって、春先に活躍するようなコートを引っ張り出してみてください。そもそも春コートをお持ちじゃない場合は、コットン系のステンカラーコートなんかを買い足すのもいいですね。「季節感」を意識するだけでも、人はおしゃれに見えるようになるはずです。ぜひ試してみてくださいね！

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